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”日本人の心”を蘇らせるときに読むべき本

先日、とある方のご紹介で
とても勉強になる動画に出会いました。


そして、上記の動画の出演者である
「ひすいこたろう」さんと
「SHOGEN」さんのお二人が
共同執筆される本が出版される
と知りました。


それが、
「今日、誰のために生きる?」です。


現在(2023年11月8日)、
Amazonカスタマーレビュー「星4.6」と
多くの読者から高い評価を受けています。


アフリカにある、
しあわせがずっと続く村、ブンジュ村
約200人が住む小さな村です。

アフリカのペンキアート
「ティンガティンガ」を学びに行った
SHOGEN(ショーゲン)さんが、
この村と出会い、村人と共に生活し、
生きる喜びを知っていく物語。

この物語は、
遠いアフリカの話ではありません。
なぜなら、この村の人々が
生きる喜びに満ち、
幸せに包まれて生活ができているのは……
「日本人から学んだ感性」
持っているからです。

「今日、誰のために生きる?」
Amazon書籍説明文より引用

上記、説明文より
なんとも興味深い言葉が出てきます。

キーワードは二つです。

「アフリカの小さい村、ブンジュ村」
「日本人から学んだ感性」


上記の二つのキーワードは
とても魅力的に感じ、かつ
興味心をくすぐられるのでは
ないでしょうか。



なぜ、遠いアフリカの地で
日本人の感性が伝わっているのか。

そして、
どうして、日本人の感性によって
アフリカの小さな村は”幸せ”に
満ち溢れているのか。

その謎をひも解いたとき
わたしたち日本人の本来持つべき
”豊かな心のり方”
気づくキッカケになるでしょう。


今回は、わたしが
「今日、誰のために生きる?」を読んで
感じた気づきや役立つ考え方について
皆様と共有させてください。


では、いってみましょう(^^♪



✔アフリカの小さな村に
 伝えられた
 日本人の言葉

物語の始まりは、
脱サラした「SHOGEN」さんが
ペンキアート修行のために訪れた
アフリカの小さな村から始まります。

その小さな村の名前は
「ブンジュ村」と呼ばれています。

広大なアフリカという大地で
人口約200人ほどの小さな村へ訪れた
「SHOGEN」さん。


いざ、訪れてビックリ!

ここで
運命の歯車がかみ合います。

なぜなら、
その小さな村「ブンジュ村」では
古来から”日本人の教え”
何十年に渡り伝えられてきた
と言われているからです。

同時に”日本人の教え”によって
「ブンジュ村は、
 幸せな毎日を過ごせている」
と村長は断言されています。


日本人である「SHOGEN」が
アフリカの小さな村で
”日本人の教え”を学ぶ…


なんとも
数奇な運命のめぐり合わせを感じます。


そして、「ブンジュ村」で
「SHOGEN」さんが学んだ
”日本人の教え”は、
素晴らしい感性に溢れた考え方でした。

たとえば、

「効率よく生きたいなら、
 生まれてすぐ死ねばいい」

「人はいかに無駄な時間を楽しむか
 っていうテーマで生きてるんだよ」


なんとも目から鱗なスゴイ考え方です。

「効率よく!失敗しないように」と
いかにシンプルにムダを省くことに
全力を注ぐ生き方そのものを全否定。

大事なのは、
「自分の持つ心のゆとり、
 幸せとは何かに正面から向き合うか」
だということ。

こういった考え方が
この小さな村「ブンジュ村」に
数多く存在します。


一部、ご紹介させていただきます。


「抱きしめるようにして話すんだよ」

「ご飯が食べられることに
 幸せを感じるか、
 ただいまと言ったら、おかえりと
 言ってくれる人がいるか、
 抱きしめられたら、
 温かいと感じられる心があるか」

「わたしは、あなのことを信じてる」

「失敗した人は
 ”人間らしいね。かわいいね”」

「自分が自分の一番のファン!」

「あきらめる時間が来ることの幸せ」

それぞれの考え、言葉には
実際に「SHOGEN」さんが村で体験した
エピソードを交えられています。

ぜひ、ご自身で書籍を手に取り
確認してほしいと思います。



✔読んで感じた
 わたしの言葉

心温まるエピソードから
深く考えさせられる言葉など…

「今日、誰のために生きる?」から
たくさんの学びを得ました。

また、読む人によって
感じる場面は変わることでしょう。

今回、わたしが実際に読んで
もっとも感動し
心を揺れ動かされた点について
皆様と共有させてください。



「自分を絶対に、
 置いてけぼりにしてはいけないよ」

書籍の中の数あるエピソードで
わたしにとっても上記の言葉は
もっとも心に響きました。

上記の言葉が「SHOGEN」さんへ
投げかけられたエピソードをお話しします。

「SHOGEN」さんが
村で生活するようになった当初、
「ショーゲンを見ていると
 ヒヤヒヤする」とよく言われていました。

なぜなら、
奉仕ほうしの精神が強すぎる”とのこと。

とある日のこと。

両手に荷物をかかえたお母さんを見かけた
「SHOGEN」さん。

手伝おうと声をかけると
「ショーゲンには手伝ってほしくない」
と言われたそうです。

続けて、お母さんは
「SHOGEN」さんに言いました。

「人の心の中には、
 喜びのグラスというのがあるのよ。
 自分の喜びのグラスをまず満たして、
 そこからあふれた時そのあふれた愛情で、
 人のためにしてあげたらいいのよ」

つまり、
お母さんから「SHOGEN」さんを見て
「SHOGEN」さん自身の
”喜びのグラスは満たされていない、
 だから手助けは必要ない。
 まずは、自分自身を満たしてあげて”

と言いたいのです。


「SHOGEN」さんは村長から
「自分を絶対に、
 置いてけぼりにしてはいけないよ」

と何度も、何度も言われていたそうです。


「一番最初に大切にしないといけないのは
 ”自分”だよ。」

「自分を大切にし、
 喜びのグラスを満たさない限り
 本当の意味で誰かの力にはなれない」

と村長は言います。

そして、満たされない人が
人のために何かをしようとした時、
かならずトラブルが起きる
とのことです。


わたしは
「自分を絶対に、
 置いてけぼりにしてはいけない」
という言葉を知ったとき、
真っ先に浮かんだのは
”見返り”という偽善心でした。

「これだけ、
 あなたのために”行動”した」

自分にとっては
良かれと思って行動したことも
相手にとってみれば、
けして良いとは限らない。

そして、”良かれ=見返り”という
考え方そのものに問題があったのだと…

「見返りを求める
 =自分自身の喜びのグラスが
 満たされていないから満たしたい」
という自分勝手な行動だったという点も
とても大きな気づきでした。


本当に相手のために
「何かしてあげたい」と思える人は、
最初から見返りなど考えません。

そして、同時に自分自身の
”喜びのグラス”も、すでに一杯なのです。

だからこそ、お裾分けする精神は
もらった相手もイヤな想いを感じず
素直に受け止められるのだと感じます。


ギブアンドテイクを真に理解した人は
最初に自分を大切にする考えを持つ人。

「自分を絶対に、
 置いてけぼりにしてはいけないよ」


長い人生を生きるうえで
とても勉強になる言葉です。




* * * * *





なぜ、わたしたちは、こんなにも
物や情報に満ちあふれている世界で
生きているにもかかわらず、
つねに幸せに枯渇しているのでしょうか。

そもそも、本当の意味での”幸せ”とは
どういったカタチなのでしょうか。

だれでも、
幸福に生きる権利が与えられます。

だからこそ、
真実の幸福を見つけるために
生き続けるのは永遠のテーマでもあります。


今回の書籍
「今日、誰のために生きる?」を読んで、
わたし自身、真実の幸福について
片鱗を見たように感じます。

アフリカの小さな村「ブンジュ村」に
伝わる教えから
”幸せになる正しい考え方”を
いま一度、学ぶことができました。


こちらのレビュー記事をとおして
ご興味ある方は
手に取っていただけると幸いです。


「今日、
 誰のために行きますか?」



では、また。
失礼します。

「ひすいこたろう」さんの
noteはコチラ☟

「SHOGEN」さんの
Youtube動画はコチラ☟


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