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「生きるありがたみ」を実感できた日

「”生きる”は
 当たり前ではない」


そう感じさせてくれたのは、
とある記事のおかげです。


西尾克洋さんの

私の言葉が、
命を断とうとしていた人を
踏み止まらせた話

です。


上記の記事の内容は
簡潔にお話しさせていただくと…

西尾さんのある一言によって
”命を断とうしたご友人”を
思いとどませたお話しです。


「とても良い話か~」と
感じた方もいらっしゃるでしょう。

いえいえ、美談といった
たぐいの内容ではありません。

けして、非現実ではなく
リアルで生々しく…

あらためて
せい」について考えさせられる
強烈なメッセージが込められています。


今回は西尾さんの記事を拝読した
わたしの所感をご紹介させてください。


こちらの記事をキッカケに
「生きるとは、何か」について
読者の皆様も一度、熟考いただける
機会になれば幸いです。

では、いきましょう。



✔生きることを
 辞める意味

失礼な質問をさせてください。

あなたは一度ならず二度、三度、
命を断とうと思った経験ありますか。


わたしはあります。

一度目は、高校のいじめです。

二度目は、
はじめての彼女との別れです。

三度目は、会社内の確執です。

※詳しい内容は割愛します。


「そんなことで!?」と
思う方もいらっしゃるでしょう。

そう思われる方を
否定しようとは思いません。

価値観は人それぞれ。

少なくとも、”そのとき”は
「命を断てるならば…」と
思ったのは事実です。


つらく悲しく、
現実を受け止めきれない。

「いまの自分では
 生きる価値がない」

「悩むことから解放されたい」

「それしか方法がない!」

自分勝手な判断でしょうが…
わたしは命を断ちたいと思いました。


ひとつしかない命を
粗末に扱う人のはかなさ。

いや、粗末に扱うからこそ
意味を持たせようと考える
悲しい心理も背景にあるでしょう。


わたしたち『人間』は、生を受けて
いつかは最後の瞬間が訪れます。

そして、せいまっとうしたとき
その瞬間に「生きた意味」から
逃れるすべを持ちません。

その瞬間を自らで選択するか。

時期として選択するかは、
個人の自由なのです。

※けして、そのような行動を
 助長しておりません。



✔生きてるのは、
 当たり前じゃない

命の儚さを正面から受け止めたとき
はじめて「”生きる”は当たり前じゃない」
という事実に気づきます。


寝て起きて、意識する前から
当たり前に”そこ”にあって…

命は時間とともに
並列して存在する。

当然のように存在するからこそ、
ありがたみを忘れている愚かさ。


事実、わたしが「人は亡くなる」
という現実を知ったのは、
大好きな祖母のときでした。


「ショウちゃん」と呼んでくれた祖母が
ある日を境に目の前からいなくなる。

「命日はかならず訪れるモノ」と
子供ながらに感じたのを
今でも鮮明に覚えています。

命の火を燃やし続けることは、
けして当たり前ではない。

心に刻むべき考えです。



✔「当たり前」から
「ありがたい」へ

当たり前とは、
当然・いつでも有ることを指します。

そして、当たり前の対義語とは
「有り難い」です。

「有り難い」とは、
感謝・希少な状態を指します。


わたしたちは、
そこにあり続けるモノにたいして、
カンタンに「当たり前」を突きつけます。

「当たり前」と認識すると
それ以上に思考しなくて
ラクなんですよね。

でも、実際問題。

「当たり前」で
すべては解決しません。

ときには
「当たり前」で解決するのではなく
「有り難い」と感じなければいけない
場面も多々あります。

いや、現実世界では
ほぼ「有り難い」と思うべきです。


「会話できることに有り難い」

「ご飯を食べられることに有り難い」

「生きていることに有り難い」

日々の生活は、
すでに多くの「有り難い」で
構築されています。

その事実に気づき、「有り難い」と感じて
生活できるかによっては
少なくとも「幸せとは何か」を考える
キッカケになるのではないでしょうか。




* * * * *





今回、西尾さんの記事に触れて
あらためて「生きるありがたみ」を
実感させていただきました。


こういった事実は、
なにかと忘れるんですよね💦


人は愚かです。

何度も何度も同じ過ちを繰り返します。


絶対なんてないのに…

頭で分かっていても、
ついつい当たり前を信じてしまう。

ほかに選択肢はないとタカをくくります。


「当たり前」を
「有り難い」へ変換して…

生きるありがたみを
かみしめたいと思います。


では、また。
失礼します。

西尾さん、ステキな記事を
ありがとうございました!


サポートしていただければ、あなたの習慣活動を全力で応援します!!