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「分かりやすい説明」の技術を読んだ感想

今回読んだ本は『「分かりやすい説明」の技術 最強のプレゼンテーション15のルール / 藤沢晃治 』


相手に届く伝え方の技術を教えてくれるので、言いたいことが伝わらずモヤモヤしている方にオススメの一冊です。プレゼンの時などに読み返すと良さそうでした!

この本で学べること


分かるとはどういうことか
説明術・基礎編
説明術応用編
分かりやすい説明のチェックポイント

上記が4章にまとまっていてサラッと読みやすい本でした。

分かりやすさとは何か?

脳内で行われる筈の情報整理を事前に代行処理し、脳内の作業負担を軽減させること

【分かりやすくするための具体的なtips】
見出しをつける
頭の中で大中小項目に整理されていれば、時間が限られていても

聞き手の立場を想像する
聞き手が知っている事例に例えたりわかる言葉で話す

まとめ言葉で聞き手の整理を助ける
すなわち、要するになどまとめて情報を渡してあげる

【気をつけるべきこと】
要約力を学び適切な見出し分けをする
聞き手の持っている前提知識を知ってから説明する
訴えたいことは何か目的を明確にしないと重複したり無駄が出る


分かりやすい説明とは何か?

「説明」とは説明者が伝えたい事柄を視聴者に”無理なく無駄なく抵抗なく明確にすんなりと”わかってもらうこと

分かりやすくするための具体的なtips】
要点を先に言う
何を伝えたいのか目標を明確にし伝える

説明を構造化する
全体の論理構造を明確にし具体性と抽象性のバランスをとる

タイミングを見計らう
聞き手の脳内整理の準備が完了してからゆっくりと話す

【気をつけるべきこと】
各ポイントの冒頭でその骨子を短く話す
セクションごとのまとめを行い知識を整理させる
話し方に気を使い、ポイントを話した直後は間を置く


分かりやすいサイトの作りとは?

アクセスした人を迷わせず、全体の構造がわかりやすく回りくどくないこと

分かりやすくするための具体的なtips】
全体を単純化する
説明もシンプル、構造もシンプルに、ごちゃごちゃさせない

迷子にならない構造
サイト内のどこにいても全体地図とその中で居場所がわかる

③目的の場所へすぐたどり着ける
どのページからでも希望の場所にすぐワープできる

【気をつけるべきこと】
複雑化しない
詳細情報で脳内整理を妨害しない
分かりやすさを一番重視する


全体を通しての感想

「携帯電話のご使用はご遠慮ください」といった簡単なガイド1つでも、携帯電話のイメージの前提が違うと伝わらないことがある。
聞き手が誰でどんな前提知識があるかをこちらも理解した上で伝えることが分かりやすい説明なんだなと理解した。
聞き手が誰か明確にすると省ける説明と省けない説明がはっきりして、より分かりやすい説明に改善していけるということを段階的に学べました。
分かりにくいを例になぜ分かりにくいか考えてみるのも良い練習になりそうと思います。

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