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【子育て】子どもの「やりたい!」を応援する覚悟

こんにちは。
7歳、5歳、7か月の男の子三兄弟を育てているsatomiです。

先日のwBCのイタリア戦では、選手たちの意気込みと頑張りにとても勇気をもらいました。
夢の舞台に立つ選手を見て、ここまで来るのにどのような道のりを歩んできたのか、プレシャーに打ち勝つためにモチベーションをどのようにあげているのだろうと、頭をよぎりました。
そして、子育て中の私にとって一番の興味は、選手たちの親がどのような子育てをしてきたのかということでした。
何か書籍が出ていないか…探してみようと思います。
我が家の子ども達も必死に応援している姿、そしてテレビごしで憧れを抱く姿が印象的でした。

我が家の長男次男はというと、今年に入り野球とサッカーを始めました。
なぜ野球とサッカー!?

ある日長男が、どうしても野球をやりたいと懇願してきました。
本人がやりたい事は、できる限りやらせてあげたい。
そう考えていたので、家の近くの野球教室を探しました。
まず野球教室を探す時点でも迷いがありました、親の私たちが。
それは、スポーツ少年団で土日・祝日すべてを練習や大会があるチームにするのか。それとも、週1程度で習い事から始めるのか。
我が家は、それまで週末は家族で旅行や出かけるなどいつも家族単位で過ごしてきました。
子ども3人を連れて出かけていくことは、そりゃあ大変なのですが、今しかできない子どもとのお出かけを、ずっと嬉しく思っていたのです、何より私が。
体験もまだしていない段階なのに、こうやって家族で出かけることも今後少なくなるのか…などと勝手に寂しくなったり(笑)
本人の意向も聞き、まずは週1の野球教室に体験を申し込みました。
せっかくなので2歳下の次男も一緒に。

体験終了後、2人とも楽しく参加してるように思いましたが、かえってきた言葉は次のようなものでした。
長男「習いたい!」
次男「僕はサッカーがやりたい!」
えー!!!!!?
2人で違う種目なの!?
しかも、野球もサッカーどちらとも結構重たいチームプレーじゃない。
でも、考えました。
長男7歳、次男5歳。まずは本人がやりたいというものをやらせてあげよう。

結局、今年1月から長男は体験に行った野球教室で習い始め、次男もその後サッカー教室に体験に行き、週1でサッカーを始めました。
とりあえず、それぞれスタートし、私は送迎を頑張りながら様子を見ようと思っていました。
長男の夢は「プロの野球選手!」次男の夢は「プロのサッカー選手で日本代表10番」となりました。
がんばれー!と思っていた矢先…

3月に入り、長男が「ちょっと相談があるんだけど…」とやってきたのです。
話を聞いてみると「実は野球も楽しいんだけど、休日に家族や友達とサッカーをやっているうちに、サッカーの方が楽しくなっちゃって、サッカーに変更したくなっちゃた。」と言うのです。
私は心の中で(えーーーー!?)と叫びました。
野球のグローブやユニフォームなど一式を揃えるため出費は約5万円かかりました。
我が家にとっては決して安いお金ではないのに、2ヶ月ちょっとでサッカーに変更!?

でも、子どもがやりたいと言えばやらせてあげたくなってしまうのが親心なのですよね。
そして、長男が正直に気持ちを打ち明けてきてくれた事が嬉しく思いました。

本人はサッカーの面白さを感じつつも、野球への関心がゼロになった訳ではなく気持ちが揺れていることが分かりました。
結局、しばらく(予定では2ヶ月~3ヶ月)野球とサッカーを並行してやってみて、本人にどちらが本当にやりたいかを選ばせることにしました。
早速先週の金曜日に次男と同じサッカー教室の体験に行ってみると、真剣に練習や試合をやる姿があり、終わった後も興奮していました。

熱中できる体験は、きっとこれからを生き抜く子ども達にとっては、大きな投資になるのだと思います。
「これがやりたい!」そう思える物が見つかること自体、大きな財産だと言う人もいます。
野球にしろサッカーにしろ生き生きとした表情でボールを追いかける姿を見ると、間違いなく子どもにとってプラスになることが確信できます。
もし途中で、挫折したり、辞めることになったとしても、経験としてその後の糧になるかもしれません。

一方、私も5月から復職。
どこまで子どもの「やりたい!」に伴走してあげられるかと思うと、不確定要素も大きく不安もあるというのが正直な気持ちです。

「トレードオフ」
目的に向けて、一方を立てれば他方がまずくなるといった、二つの仕方・在り方に間の関係。

Oxford  Languages

トレードオフとは要するに「両立できない関係性」を示す言葉です。
何かを得るためには何かを手放す必要があるということ。

どこまでやれるかは分かりませんが、とりあえず応援していきたいという覚悟は持っています。
そして、日々精一杯の生活の中で今まで以上に優先順位も必要になるでしょう。

ただ…
この先にどんな世界が待っているのかは分からない子どもにとって、熱中できる体験ができることで今生きている世界が良いものだと思えること。
そして、自分のことは自己決定させること。
これは親として大切にしていきたいです。

子どもを育てることは、想像以上に色んなことがあり、大変ですね。
だからこそ、親も成長させてもらえるのだと教えてもらった出来事でした。

これからも状況は変わるかもしれませんが、まずは子どもが決めたことをやれる範囲で応援していくスタンスでいきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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