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何気ない一言に傷つくことで得た学び

こんにちは。
7歳、5歳、6か月の男の子三兄弟を育てているsatomiです。

寒い日が続き、花粉症は怖いものの春が待ち遠しい日々を送っております。
皆さまはいかがでしょうか。

今回は、学生時代からの友人と久びりにLINEでやり取りしていた際に、何気ないメッセージに私が傷つき、そこから得た学びについて書いてみたいと思います。

彼女は1歳年下で、学生時代アルバイト先が同じ縁で意気投合し、独身時代は海外旅行なども一緒に行った仲です。
他の人には言えないような心の内もこれまで話をしてきたので、現在はすぐに会える距離にはいないものの、私にとっては数少ない心が許せる友人です。

その彼女からのLINEはこのようなものです。
「3人男の子すごいね!!!私も3兄弟で兄2人いるけど母が私まで男の子だったら限界だったわ…て今でもよく言っている。本当にお疲れ様…!」

きっと全く悪気はなく打ってくれたのだと思います。
ですが、私はこの一文にどっと疲れ、落ち込みました。
なぜそこまで思ったのか…この自分の気持ちを少し分解してみました。

私は何が傷ついたかというと、信頼していた彼女からだったことが一番の理由だと思います。
今までも、男の子3人育児についての周りの視線やかけられる言葉に反応することもありましたが、それは私のことをよく分かっていない人という認識があったため、受け流せていた部分も多くありました。
しかし彼女からの言葉を受けとり…本音を言ってしまえば…
大変な中頑張っている、それを分かってほしかった、もしくは認めて欲しかったのだとと思います。
よく分かってくれているはず…というこちらの期待があったからこそ、「すごい」「限界」という言葉から「私には無理」ということを勝手に推測し、距離を感じてしまった、突き放されてしまった…その思いかもしれません。

彼女は独身で、マンションも購入しキャリアも築いていて、独身の頃のよう今私たちが置かれている状況は随分変わりました。
だからこそ、現在日々の課題は違うのだと思います。
今の悩み不安そして頑張りうれしさも。

今回のことで気づき・学びになった3つを備忘録としても書いておきたいと思います。

1.みんなそれぞれの「今」を生きている。

彼女が言う「すごい」「限界」の中で私は生きていく、生活していくのです。
どんな状況であれ、頑張っていかなければいけないのです。
置かれた環境で必死にやるのみということ。
そして、すべて選択してきた結果が今であるということ。
逆を考えると、私も周りの人たちに不用意な言葉を発して傷つけていないだろうか。
自分の置かれている環境が当たり前だと、自分の常識を物差しに判断し、
もっともらしく発言していないだろうか。

多様性、ダイバーシティーを本当に考え認めているだろうか。
そんなことを考えさせられました。
私自身も何気ない発言こそ気をつけていこうと思います。
みんな頑張っているだよね。

2.今こそ「自分軸」を見つめなおす

何よりも私は今の状況を「限界」と思っていない。そのことにも気づくことができました。
私は最近読んできた書籍や、聞いてきたVoicyでひっかかるキーワードとして
「自分軸」「他人軸」に意識が向いていました。
自分軸で生きていきたいと思いながらも、結局まだまだ他人からどう思われるかを気にしていることも何度も痛感させられます。
でも、自分が良いと思っているのだからそれでいいじゃない。
心ではそう思っているのに、まだエイっと大きく舵を切れていないことにも気づいているのですが。頭と心のチグハグ。
でも、この「自分軸」の生き方に強く憧れを持っているのも事実。
そろそろ本当の意味で自分の意見考えで生きていきたい。
自分のこの思いを自分が信じてあげようよと思いました。

3.親しい間柄の人への過大な期待はやめよう

今回のことを振り返っても私のことをわかってくれるという期待があり、そのズレから傷ついたのです。
相手に対する期待を手放せれば、心が平穏になるのだと思います。
これは、夫に対しても子どもに対しても同じですね。
どんな相手でもできる限りフラットに…これが今後の目標です。

彼女のことは変わらず大好きです。これからも仲良くしていきたい…心から思います。
そして、今回のことに考えさせてもらえたことにも感謝しています。

先日、Voicyのパーソナリティで大好きはharuさんの女性特有の役割壁と溶解の時という回が刺さりました。
今は、違う課題でそれぞれ頑張っていても、また10年後もしくは20年後子育ても終わりを迎え落ち着いた生活が取り戻せたら、その時にはまた一緒に趣味や旅行を楽しめる…そう思えたら歳を重ねていくことも楽しみですよね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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