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男の子育児の醍醐味

こんにちは。
7歳、4歳、4ヶ月の男の子三兄弟を育てているsatomiです。

毎日戦争な日々は、変わらないのですが、今回は男の子育児特有の楽しさや醍醐味について書いてみようと思います。

男の子を3人も育てていると、大変だねー、頑張ってねー、逞しいねー、そんな事を言われることは日常茶飯事です。
最初は、何だか同情されている気がして、引け目を感じていましたが、今では「そうなんです、毎日騒がしすぎて大変なんです」とキッパリ言えるようになり、笑って返せるほどになりました。
女の子をどうしても欲しかったことを全て書いたことも、気持ちの整理に繋がったように思います。
アウトプットは、やはり大切ですね!

私は年子の妹がいて、姉妹で育ちました。
そして、父も私が中学3年生の時に他界し、それからは母子家庭でした。
なので、生粋の女系家族。
男の子が一体どんなものか、どんな生物なのか、知識ゼロの状態から育児はスタートしました。

そこで、私が7年間男の子を育ててきて、圧倒的に女の子とは違う点をまとめてみました。

エネルギーが凄まじい。発散させるため、1日お家で過ごす事は難しい。
好奇心旺盛。乗り物、恐竜、虫…まずは触ってみたい、見てみたい。
甘えん坊。とにかく自分を見て欲しい、聞いて欲しい、抱っこして欲し
    い。
癇癪が激しい。思い通りにならないと、泣き叫ぶ。時には物にあたり、人
   にあたる。
兄弟喧嘩が激しい。7歳と4歳は歳が近いこともあり、お菓子もおもちゃも
    張り合い毎日喧嘩。

上記のようにあげてみて思うのは、やはり穏やかに育てるのは無理だということ。
しかも、複数男児がいることで、争う争う!
これが男の子を育てていくということなのでしょうか。
最初にこの理想を手放すことが必要でした。
詳しく書いていきたいと思います。

ものすごいエネルギーの持ち主

私が子供の頃を振り返るとリカちゃん人形やおままごとなど家で遊ぶ事も、苦なく過ごしていました。
しかし、我が家の男児達はとにかく起きた瞬間から、大騒ぎ!
まずは、ベッドをピョンピョン飛び跳ね、階段も大きな音で降りてきます。
そして、休みの日になれば決まって「今日はどこにいくー?」
これは、小さい頃から外に連れ出してきたことも一因ではありますが、休みの日と言ったらどこの公園に行く?それともどこに遊びに行く?となるのです。
本当は休みの日しかできないトイレや細かい所の掃除をしたい…
でも、ここで自分に言い聞かせます。
今この時しか無い時間を子どもに捧げようと…。
そして、サッカーボールや野球のバッドなどなど、お決まりの遊びセットを持って出かけます。
でも、子ども達は本当楽しそうにクシャクシャの笑顔で遊んでいる姿を見ると、今しか過ごせない時間を親の私も噛み締めさせてもらっているように思うのです。
帰りの車でグッスリ眠ってしまっても、疲れすぎてお風呂に入れなくても、それでも楽しい時間を過ごせたと思うだけで、気持ちが満たされます。

好奇心旺盛

子どもの興味は、兄弟でも違いはあるものの乗り物、恐竜、虫と通ってきました。
乗り物にハマってた時は、車から見えた新幹線やショベルカーに声をあげてよく教えてくれました。
また、恐竜、虫、それから我が家はウルトラマンが上の子2人は好きだったので、知らない間に沢山の種類もウルトラマンも覚えて行く、姿には感心!
「お母さん知ってる?」と聞かれる度に「知らない」と答えるのも、何だか悔しくて、気づけば私も一緒に沢山の虫も恐竜もウルトラマンも覚えていきました。
男の子を育てることで、今まで全く知らない世界へ連れてってもらえるのだと実感したことも度々。
そして、好きなことを話してくれるあのキラキラした目、焼きつけておきたいと何度も思わせてもらいました。

なんと言っても甘えん坊

保育園では自分で頑張れるお着替えも食事も家ではやってもらいたい、抱っこさせてもらいたい、抱っこしてもらいたいというのが次男です。
抱っこ、お膝、実は小学1年生の長男ですら、まだ甘えてきてくれます。
長男は、お風呂も1人で入れますが洗面所に誰か立っていないと、怖くて大きな声で呼ばれます。
子どもには、早く自立できるように働きかけなければと思ってた私にとっては、最初この甘えを受け入れられずイライラする事もありましたが、ある1冊を読んで、随分捉え方が変わりました。
児童精神科医の佐々木正美先生は既に亡くなられていますが、沢山の子育ての本を執筆されています。

子どもがいい子になるとかわいがるおかあさんおとうさんがいます。
しかし、子どもはかわいがられるといい子になるのです。
いくら抱いても、いくら甘やかしてもいい。子育てで何より大切なのは「子どもが喜ぶこと」をしてあげることです。

『子どもが喜ぶことだけすればいい』

子どもが喜ぶことをしてあげるのが喜びだ、という感情をしっかりとお持ちになっていれば、子どもは間違いなく思いやりのある子に育ちます

『子どもが喜ぶことだけすればいい』

こうやって甘えてくれるのも今だけ、こんなに頼って求めてもらえるなんて、あと何年なんだろうと思います。
どんどん外の世界に目を向ける時期までは、甘えさせてあげてもいいのかなぁと。
お母さんにやってもらいたいというのであれば、やってあげようかなとも思えるように。
ただ、長男次男同時にせがまれると、私のキャパシティーが超え、イライラしてしまうのですが…。(ごめんね…)

癇癪が激しい

思うように行かないことに対して抵抗する姿に何度も心を折れそうになりました。
2歳のイヤイヤ期では、1度癇癪を起こすと次の行動になかなか移れなく、特に朝など私の出勤時間も差し迫るとこの状況をどうしたら切り抜けられるのか随分悩んだなぁとその時期を過ぎた今でも思い出します。
ギャンギャン泣き叫ぶ我が子を、担ぎあげ、保育園の先生に引き渡す時は私も泣きたい気持ちでいっぱいでした。
何が気に入らないか、子ども本人も分からないのですよね、だけど私はもっと分からない。
そんなイヤイヤ期を過ぎれば落ち着くのかと言ったら、随分訳も分かってきて、こちらの言ってることも理解している、だけど時にでる癇癪。7歳の長男こそ今ではあまり見られませんが、来月5歳になる次男は時として出てきます。
口も達者になって、力も強くなって、一方的に抑えるのは難しくなってきました。
次男が良くする言葉に
「気持ちが落ち着かない、落ち着かせて」
私が
「どうすれば落ち着くの」
次男は
「お母さんが自分で考えて」

「……。」
そんなの分からないと心の中で思います。私だって気持ちが落ち着いてないよ!(泣)
どこに怒りに感情を持っていけばいいか分からない次男は、クッションを思いっきり投げる姿や大粒の涙を流す姿を見て、どうやって接するのがいいのか正解を見つけられず、自分の無力さを感じてしまいます。

7月に産まれた三男により兄弟が増えたことでお兄ちゃんになったことが嬉しい半分、まだまだ赤ちゃんでいたい気持ちとで揺れてるのかもしれません。
今は、泣く、怒る、理不尽なことを言う、ただただその気持ちを受け止めていくしかないのだと思っています。
修行中です。

兄弟喧嘩も激しい

7歳の長男と4歳の次男の兄弟喧嘩は、毎日繰り広げられます。
この事は、色々思うことがあるので、別の記事でも再度書きますが、何でも競い合ってしまうことが原因です。
夫はさすが同性だけあって、「男兄弟はそんなもんだ」と、まぁあっさりとしていますが、私は毎日ハラハライライラ。
自分たちで解決してくれれば良いのですが、どちらが泣き(大体次男の方)、こうだああだと訴えてくるので、結局私が最後入っていかなければ解決にはならず…。
育児の中で1番のストレスはこの兄弟喧嘩の仲裁だと確信。
大人の私は、まぁくだらない事で泣いたり叫んだり、時に蹴りあったりと、全身全霊でぶつかるなぁと思ってしまうのです。
家が壊れたらどうしようとも…(不安)
でも、不思議なのがあんなに激しく喧嘩していたのに、数分後は笑いあってたり、お菓子を分け合ってたり。何ともケロッとしてるんですよね。
そして、仲良く遊びだしたり。
喧嘩しても、そこから人との付き合い方を学んでいるのだと思わされる時も多々。
自分の幼少期を振り返っても、女の子だったら、ここまでケロッとしていないかもしれませんね。

そんなこんなで、毎日の育児は今日も続いていきます。
穏やかな日々とは決して言えないのですが、改めて思うのは男の子は、単純で素直でやっぱり可愛いということ

男の子を3人育て上げた家族カウンセラー&コーチのたかもりくみこさんの書籍にもとても励まされました。

自分が体験していないから言動の意図がわかなない、気持ちが理解できない、というのが母親にとって、男の子の子育てが難しいと感じる大きな要因の一つです。
オムツを替え、「抱っこ~」と甘えてくる我が子を一人前として扱うのは難しいとしても、未来の「男性を育てている」意識は必要です。

『男の子を大きく伸ばす方法 ダメにしない秘訣』

そうなんですよね、どうして今ここで!この行動!?理解に苦しむ行動が日々繰り広げられるのです。
でもあと10年もすれば今の状況は劇的に変わっていることでしょう。
20年もすれば男性として社会で活躍していることを願います。
「今」だけに注目すると苦しいことも大変なこともありますが、視野を広く持つことで、こちら側の気持ちも随分変わってきると実感させられました。

「人生のネタ」として「怒り」も「悔しさ」も「成仏」させるのがオススメ。
今はそう思えなくても「面白がってみる」。ネタとして笑い飛ばしておくー本当に大切です。「今この瞬間」の男の子の独特な「面白さ」を味わおうとしないのは、苦労して育てた果実を味わわないのと同じくらい、本当にもったいないのです。

『男の子を大きく伸ばす方法 ダメにしない秘訣』

まさにこれだと思います!
今この瞬間!可愛い表情、面白い発言大切にしていきたいと改めて思いました。

男の子を育てているお母さん、ぜひ一緒に頑張っていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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