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帰り道Acros

12月20日にお別れしたZ7ii。

19日に撮影に行った時は、
Z7iiと、T3にはNikkor-S Auto 50mm f1.4。

最後ということで、
Z7iiはメインで、
帰りにぶら下げるにはf1.2はいささか大きすぎるので、
T3がちょうどいい感じ。

モノクロモードもあるんですが、
名前がキャッチーなので常にAcros。

ちょっとカビてるこのレンズ。

もちろんそれ目当てでメルカリで買ったので、
全く問題はなしです。

まぁカビが移らないように密閉した箱に入れるのが、
少しだけ億劫ですが。

カビのおかげで1段の絞りの変化が顕著で、それもまた楽しかったり。

解放だともう、フワッフワです。
体感Kenko Black Mist no1くらい。
残念なのは玉ボケにカビの影が映ってしまうという。

それはなかなかに残念かも。

なんか、いいなとか。

解放の逆光とか、フリンジがアホほど出て、
それはもうフワッフワ。

正直かなり楽しいです。

もう売ってしまったのですが、
Nikkor-H Auto 50mm f2と、
Ai Nikkor 28mm f3.5を持ってて。

今となっては売らなくてもよかったかなぁ、
でもまぁいい感じの値段で売れたしなぁ、とか。

やっぱり楽しいってのが大事

ざらっとしつつも曖昧な写りとか言ってみる。でもエッジは確かにふわっときてる。
ちょっとだけアングルが違う。ちょっとだけ。

デカくて重いZ7iiと50mm f1.2のコンビでするスナップが、
想像以上に楽しくて、
やっぱりスナップ楽しいなぁとか思いました。

そして久しぶりにオールドレンズを触ってみれば、
あ、ヘリコイドってめっちゃいいな、
みたいな。
電子制御の現代レンズと違って、
ダイレクトにフォーカスの操作ができるので、
使えば使うほど馴染んで、
どんどん合わせるのが早くなったり。

もわっと粒子。グレインは強です。

なんだかいいとこ取りな気がする
Xマウントのノクトンが欲しくなってきました。
機械絞りとヘリコイド操作でいて、
電子接点でExifやPro3ならブライトフレームの対応とか…

結構絞ってエスカレーター。

定期的に便利さを求めたくなる時と、
操作とか所作の楽しさを求めたくなる時、
両方あるので、非常によろしくないですね。

ピント一の答えは右下。

楽しさでいうと、dp quattroやsd quattroもちょっと気になったり。
帰ってからPCで現像する時が楽しいと聞きますからね、
フォビオンはやっぱり魅力的な存在です。

浮き足立つ。

モノクロ専用とかも、
やっぱり楽しいんじゃないかって。
CMOSセンサーは本来モノクロのセンサーらしいので、
ライカだけでなく、他メーカーも…!

着地。

ACROS

Acrosは聞いたところによると、
階調毎に粒子の乗り方が違ってくるとか。

フィルムよろしく、
ハイライト部分はお淑やかに。
シャドウ部分には少し多めに乗ってくるそうです。

なんでも高感度でその粒子感がいい具合らしいので、
あえてISO25600とかも、前向きにできてしまう。

逆光には極端に弱いです。カビパワー。

そう言った楽しみ方があるのもいいですよね、なんだか。

というところで、ジャンクレンズの写りのひどさを味わう的な。

にしても寒かったです。すっかり冬。

シャドウ-4なので、グッと暗い部分は沈んでいます。
ヘリコイドがーーーーとかさっき言ってましたが、
オールドレンズで特にメンテされていないものなんかは、
スッカスカになっていたり、逆に重っとなるものなど、
割とものによる感じです。

かくいう自分のニッコールも、スッカスカタイプ。
そして部分的に重い。

嵐電

そろそろ頭が空っぽになってきたので簡単に。

京都の市電が今も残っていたら、結構風情のある写真が撮れたろうに・・・とか思ったり。
急にしっとりします。不思議。
不思議と車内ではフリッカーが出ないので電子シャッターでアンダーに。
後ボケがザワザワっとくるのがオールドレンズっぽいというか。
嵐電はちょくちょく乗りますが結構好きです。スタイリングも真四角で良い。
駅っていいですよね。はじまりと終わり。

最後の歩きの道では、電子シャッターの歪みで遊んでやろうとか思って、
カメラをぶんぶん振り回しながら撮ってたのですが、
案外耐性があるのか、
ちょっとしかズれず、よくてちょっと斜めになるだけで。

そんな感じで

オールドレンズもいいよなぁとか思いながらの帰り道でした。

ではでは

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