みわ@湘南のすみっこ

湘南在住のダンス講師。美術、建築、散歩、旅、日常、音楽、ダンス、のエッセイ?の予定。気…

みわ@湘南のすみっこ

湘南在住のダンス講師。美術、建築、散歩、旅、日常、音楽、ダンス、のエッセイ?の予定。気軽に読んでもらえたら嬉しいです。よろしくお願いします。

最近の記事

鎌倉 長谷寺に紫陽花を見に行く時の注意点とおススメポイント~小町通りもちょっと紹介~

連日テレビで鎌倉の紫陽花を見かけますね。 私は先週水曜日に<長谷寺と小町通りだけの超ショートコース>で散策ました。 この記事ではサクッとお役に立てそうなことだけお伝えしたいと思います。 <スケジュール> 10:02 藤沢駅から江ノ電に乗車(ギリギリ座れました) 10:35 長谷駅で下車 10:45 長谷寺であじさい路、本堂、観音ミュージアム、洞窟などを散策 12:13 最寄りのバス停(長谷観音)から鎌倉駅行きバスに乗車 12:33 鎌倉駅に到着、小町通り周辺を散策 12

    • キュートな現代日本画~福田美蘭さんの作品@平塚市美術館

      静かな波の上に旭日、、、じゃなくハート 【旭日静波】196.0×59.0 現代美術画家の福田美蘭さんの作品です。 キュートだなぁっバレンタインっぽいなぁって、この日一番のお気に入りでした。 掛け軸の作品はあと2つ 【水墨山水】196.0×60.0 掛け軸だと思ったら『急にディズニー?!』 こちらはまず白雪姫に目が行くけれども背景はしっとり?どっしり?とした冬景色の富士山や川です。 【遊鯉】190.0×60.0 彩りと鯉の動きのリズム感が心地よい 福田美蘭さ

      • ディオール展の美に酔う

        クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ展@東京都現代美術館 服を見てきたんじゃなくて、夢を見てきたみたいだった。 それも一夜じゃなくて、毎夜に異なる美しい夢を見続けたような感覚。 さらっと感想をお伝えします。 【1 クリスチャン・ディオール、芸術からファッションへ】 クリスチャン・ディオールがファッションに傾倒する前の展示会が再現されてるそうです。 【2 ディオールの原点「ニュールック」】 そして目の前に白と黒の空間 ストイックな造形の中に強い意志を感じる作品が

        • 催眠術師を接待して病みかけた話~私だけかもしれないレア体験~

          広告代理業のベンチャー。新卒入社の営業マン。当時22才。 同期入社の中で営業部に配属された女子は私だけだった。 慣れないスーツ。満員電車。営業ノルマ。 社会の荒波にのまれまくってる中でなんとかコツコツと毎日の仕事を頑張っていた。 そんな頃のお話です。 取引先のひとつにデザイン会社があって、そこの会長がマジックと催眠術を趣味にしている人だった。 打ち合わせの時に見せてくれたコインマジックを大げさに喜んだことが、 あの混乱と気合いの夜を呼んでしまったかもしれない。 そ

        鎌倉 長谷寺に紫陽花を見に行く時の注意点とおススメポイント~小町通りもちょっと紹介~

          東京ジャーミイのお財布~今年買って良かったモノ~

          【いつか行ってみたい国のひとつ、トルコ】 首都はアンカラ。面積は日本の約2倍。 人口は約8,560万人(日本は約1億2,320万人) トルコ最大の都市イスタンブールは『世界都市』です。 イスタンブール、、、いい響きですよね。 行くだけで美人になって禁断の恋に落ちそうな響きです。 いつか行きたいトルコ。 そんなトルコを感じることが出来る場所があると聞いて行ってみました。 東京ジャーミイ・ディナーヤト トルコ文化センター 日本最大級のモスクで文化交流の場所でもあります

          東京ジャーミイのお財布~今年買って良かったモノ~

          登録有形文化財の美術カフェで美味チーズケーキとサイフォン珈琲を愉しむ

          元銀行の建物が美術品をたっぷりと抱く素敵なカフェになっています。 大野宿 鳳来館 美術珈琲 (読みは おおのじゅく ほうらいかん びじゅつかふぇ) 1925年(大正14年)建設  大野銀行本店としてはじまり、その後、東海銀行、旧豊川信金三河大野出張所等を経て2007年に閉店。 そして2007年にカフェとして生まれ変わり、 2009年に国の登録有形文化財建造物に登録となりました。 現在の住所だと愛知県新城市になります。 大野宿という宿場町の名残のある街並みの中に忽然と現

          登録有形文化財の美術カフェで美味チーズケーキとサイフォン珈琲を愉しむ

          川を眺める足湯テラスの珈琲と露天風呂〜湯谷温泉と鳳来峡〜

          日本百名湯のひとつ湯谷(ゆや)温泉 愛知県新城(しんしろ)市。名古屋駅からは車で90分。 鳳来渓(ほうらいきょう)の宇連川(うれがわ)沿いにあります。 今回は新城市で用事があったので、 その用事が終わってから午後遅めのスタートの旅でした。 【旅のルート】 鳳来東照宮&鳳来寺→湯谷温泉宿泊 鳳来山は紅葉の名所でもあり、愛知県の県鳥のコノハズクというフクロウも生息していて(鳴き声がキレイらしい) 山全体が国の名勝・天然記念物に指定されているそうです。 【鳳来東照宮と鳳

          川を眺める足湯テラスの珈琲と露天風呂〜湯谷温泉と鳳来峡〜

          上野の凄すぎる図書館~国際こども図書館と黒田記念館と旧博物館動物園駅~

          こども図書館、という名前のイメージを遥かに超える、とても大きくて歴史のある図書館です。 場所は上野国立博物館の(道路を挟んで)隣の区画になります。 【建物の歩み】 元々は明治39年(1906年)に建てられた帝国図書館。 設計は久留正道(くるまさみち)でジョサイア・コンドルの元で学んでいた方です。 その建物を新たに国際子ども図書館とするために安藤忠雄建築研究所と日建設計が改修を担当。 2002年に完成、全面開館しました。 【現在の建物】 旧建物のレンガ棟と増設された

          上野の凄すぎる図書館~国際こども図書館と黒田記念館と旧博物館動物園駅~

          寒くなる時は怪我に注意〜ダンス講師より〜

          この数日で気温がどんどん下がってますね。 この時期は、まだ体が冷たい風に慣れていなくて、 身体が強張りやすいです。 体の故障や怪我の回避のために いつもよりしっかりしたストレッチが必要になります。 私自身の日々のストレッチ時間もこの数日の寒さで自然と長くなりました。 (常に自分の体の状態をみながら調整しています。) 生徒さん達にもいつもより丁寧にストレッチをすることを伝えて レッスンに組み入れています。 スポーツジムのスタジオレッスンはストレッチの時間が少な目の場合

          寒くなる時は怪我に注意〜ダンス講師より〜

          時代の自画像~わたしたちの絵~平塚市美術館

          ”今”を描く画家さん達に驚かされた話 湘南エリアにある平塚市美術館 いつ訪れても落ち着いた雰囲気でお気に入りの美術館のひとつです。 1991年3月開館 設計の総括責任者は岐阜県立美術館や京都迎賓館の佐藤義信 上皇后美智子様がお忍びで訪れたこともある、 建物も素敵な美術館です。 今は平塚市制90周年記念展として ~わたしたちの絵 時代の自画像~を開催中 企画展名のとおり"今・現在・現代”を描ている 13名の作家さん達の作品が展示されています。 全体の印象としては 『

          時代の自画像~わたしたちの絵~平塚市美術館

          明治生命記念館(重要文化財)

          東京丸の内の荘厳な建築美 今話題の東京丸の内の静嘉堂文庫美術館は明治生命記念館という建物の中にあります。 美術館入口から少し奥にあるエレベータで2階に上がるとすぐに受付です。 誰でも無料で見学出来て、 私が訪問した時には人もまばらでした。 設計者は大坂中央公会堂や歌舞伎座(初代)の岡田信一郎 建築期間は1930年9月から1934年3月末 太平洋戦争後はGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)に接収。 1997年に“昭和の建造物として初めて重要文化財の指定“を受けました。

          明治生命記念館(重要文化財)

          世界に3つだけの国宝の茶碗~曜変天目を見て~

          ”響きあう名宝~曜変・琳派のかがやき~静嘉堂文庫美術館にて もともと世田谷にあった静嘉堂文庫が 静嘉堂@丸の内として10月1日に新美術館をグランドオープン 現在、新美術館開館記念展の第一弾として、 国宝、名宝、大名物!!、、、を一挙に展示しています。 少しだけ語らせてください。まずは、、、 『国宝 曜変天目』 私自身は”陶器の美しさ”に対しての感覚は薄い方です。 茶器が茶室に並んでいる様子は美しいと思うけれども、 美術館で茶器を見て感銘を受けたことは少ないのですが

          世界に3つだけの国宝の茶碗~曜変天目を見て~

          松井冬子 生々流転

          襖絵の蝶に涙した話 松井冬子 現代日本画を見る人なら聞いたことがあると思う。 よく耳にするワードは、 痛み、狂気、圧倒的な美、芸大卒、伝統的細密技法… 2011年の横浜市美術館の松井冬子展では多くの作品が一堂に展示された。 (同年の紅白歌合戦の審査員での美しい着物姿も話題になった) どの作品も強烈な印象でした。 ある絵では 横たわる女が切り裂いた腹の内臓を、子宮を見せつけ ある絵では 少女が藤の花の下を血のにじんだ素足で歩いている 見ていると、その痛みに目をそむけ

          松井冬子 生々流転

          絶壁の寺と八ヶ岳と昇仙峡

          長野山梨1泊2日旅行 旅の流れ 10/29(土)長野県小諸(こもろ)”懐古園(かいこえん)→布引観音(ぬのびきかんのん)→山梨県八ヶ岳“風か“宿泊→10/29(日)昇仙峡(しょうせんきょう) 【小諸城跡の懐古園】 城の石垣、神社、美術館、動物園、等があってどの世代の方でも楽しめそう。 園内の山城館(やましろ)で食べたお蕎麦がとってもおいしかった。 思わず『おいしっ!!』って声が出ました。 ガイドの方もいらっしゃって小諸城の歴史や庭園として成り立ちを教えて頂きました。

          絶壁の寺と八ヶ岳と昇仙峡

          ブルーノ・マーズ(東京ドーム)

          ずっと踊って、ひたすら音楽を浴びた。 エンタメの世界にやっと帰って来た。そう思った。 東京ドーム1日目。入った瞬間にもう泣きそうだった。 Moonshineのイントロで全身に鳥肌が立った。 強い照明の中にブルーノの姿が見えた瞬間は”降臨”という言葉が浮かんだ。 ドーム全体の熱狂、空間の隅々まで音が充満していく。 そこからの24K Magic さっきまで伝説のはじまりに圧倒されていた観客が 一斉にリズムの乗って上下に動きだした。 パーティータイムのはじまりだ。 最高

          ブルーノ・マーズ(東京ドーム)

          国宝展のミニ感想~松林図屏風

          週末に上野の森のトーハク(東京国立博物館)の国宝展に行ってきました。 1作品だけ語らせてください。 ~長谷川等伯 松林図屏風~ 長谷川等伯は安土桃山時代から江戸時代初期にかけての絵師。 千利休や豊臣秀吉にも重きを置かれていた存在です。 この”松竹梅屏風”は日本水墨画の最高傑作とも言われています。 公開頻度がとても少ないので今回の私の一番のお目当てでした。 『近くで見ると荒々しい筆づかいだけど、 離れてみると霧深い空気を描いた作品』 、、、という言葉をこれまでも耳にし

          国宝展のミニ感想~松林図屏風