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気力も体力も無いけれど…

 体調不良のなか、リモートワークと出勤の併用と、同僚の助けを借りて何とか年度末処理の1週間を乗り切り、目途がついた。そして、来週こそ本番。それ以降は処理すら出来ないから…。金曜日はもう少し仕事を進めたかったけれど、軽く眩暈もするし、頭がパンパンッで今日はここまで…と見切りをつけて21:00に職場を後にした。気力、体力が充実していた20代、30代の頃だったら深夜まで頑張れたのになぁ…と思う。それでも、この1週間頑張れたのは50代ならではの胆力のお陰だと思う。

 体調不良からザワザワと気持ちが騒ぎ立てても『今は取り合いませんっ。』とサッと門前払いをして淡々と業務にあたる。我慢でも頑張りでもなく、目の前のやるべきことを黙々とこなす。コレを発動できるのは我慢も頑張りも充分に経験してきた50代だからだと思う。まるで行者のような心境(笑)。合わせて、気分が悪くなったら、PCから離れて細く長い呼吸を何度か繰り返したり、人気のないコピー室やトイレで軽いストレッチをしたり、外気を浴びに建屋の外に出た。本当にこの感音性難聴は厄介だ。

 本来なら、無理せずに休むのが一番なのは分かっているけれど、無理をしなければならない時がある。今回は、年明けからイレギュラー案件が立て込んで充分に年度末に向けての下準備が出来ていなかったこと、体調管理が不十分だったことがある。(いや、更年期の不具合は体調管理を越えてやってくる…)。それに、最近は業務量が増える一方なので、この辺は、今後、上司とも要相談のうえ仕事の手順や配分も検討することにして、今回は身体には申し訳ないけれど仕事を優先させてもらうことにした。

 昨日は、聴力の再検査があったので病院に行った。聴力は6割程度戻ってきているとのこと。聴力の回復と眩暈は後2週間程度様子をみて下さい、と追加の薬を貰った。午前中に病院に行っただけで疲れてしまい午後はコンコンと眠ってしまった。夜に平日は後回しにしていた身体を改めて点検してみると、普段かくことの無い足の裏にジワッと汗をかいていた。顎も重くて、首筋や後頭部にハリと痛みがある。無意識に食いしばりがあるのだろう…。体調不良のなか無理に仕事をして、心身ともにかなり緊張しているのが分かって申し訳なく思う。

 先日は、絶不調のなかでのリモートワーク時に同僚から1通のメールが届いた。もう19:00を過ぎた勤務時間外。仕事の進捗を気にかけての連絡だった。お互いまだまだ仕事中で、彼女こそ忙しいのに気にかけて貰えるなんて『有難いなぁ』と心から思った。お言葉に甘えてリモートワークでは対応出来ないところを代りに対応してもらうことにした。こうした助け舟のお陰もあって乗り切れた1週間。来週も何とか乗り切れるハズ。

PS:来週も引き続き、お義父さまのお世話はお休みさせて頂きます。恐れ入ります。

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