どうしたらいいかわからない空回りしている感じがあったら、ゆっくり動いてみるといいかもしれない

「言葉での確認」と「実際の感覚」にはズレがある。

「今ここに集中」「すべては感覚」「丁寧に意識を込めて」
という言葉をよく心の中で唱えている。

うまく集中できるときは、できていると感じる。うまくできないときに「あれ?」と迷いが生じる。やっぱりこの方法ではないのかと、新しい方法を求め、また彷徨う。

でも、またうまくできるようになると、やっぱりうまくできていなかったんだなと思う。言葉で誘導するのと、実際に行い感じているものとでは、相当ズレがある。

その時々で、同じことでも感じ方が全く異なる。本で知識を得ても、こういう内面的なことは、うまくできたり、できなかったりを行き来し、試行錯誤するしかないようだ。

今回解決に至った気づきは、「動作をゆっくりと行う」だ。これにより、思考速度もゆっくりとなり、じっくりと目の前のことと向き合えるようになった。

よくよく考えてみたら、うまくいかないときは焦りの気持ちで空回りし、やってられないと投げ出している。反対に、うまくいっているときは、目の前のことに、吸い付くように引っ張られている。


考える時も思考をゆっくりと遅くする、スローダウンさせた状態で考える。
慣れたことで高速思考できるならそれでもいいが、不慣れなことで行動がイヤになったりするなら、思考が速すぎる可能性がある。

実際は速く考えているつもりで、無意識を急かすような思考を送っていたようだ。結局のところ、答えを導き出すのは無意識の部分だ。なので無意識が力を発揮できるようにするため、余計な思考を入れないことだ。そのために目の前のことをスローペースで行うのが効果的だった。

内面のペースが合わなかったために、焦りが生まれ、オーバーヒートもしくはフリーズしていた可能性すらある。そんなことをゆっくり丁寧に手書きしているときに思った。

外側から意識的に干渉できるのは、目の前の動作をゆっくりと認識しながら行うことである。

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