母が私に医学部を諦めろと言わなかった理由(わけ)。Nさんの存在。
結論から言うと母の友人のNさんの存在です。
では詳しく話していきたいと思います。
まず、こんにちは。最近お化粧を練習中のなのはなです。
私はこの春国立の医学部に合格しました。
高校2年生の時に不登校→2留→通信制高校に編入→卒業→予備校で1浪→医学部合格
というのが私の経歴
私が不登校から医学部に合格できた大きな理由の一つは周りの人から諦めろと言われなかったことです。
で、Nさんというのは母のラン仲間で私も何度かあったことがあります。
紳士風の空気を纏ったかっこいい人生の先輩です。母と私は母娘揃ってNさんのファン。
受験勉強に励んでいたある日、母から言われました。「Nさんから、娘ちゃんを何としても医学部に行かせてやれ。家売って私立でもいいから医学部行かせてやれ。って言われたよ」と。
Nさんは定年退職してから柔道整復師を目指して専門学校に通っていました(今年卒業して免許を取ったはず)。
「この年になっても、学生時代に医療の道に進まなかったことが、心に残って今こうして柔道整復師を目指しているんだから、絶対に諦めない方がいい。って言われたよ。私立の医学部に行かしてあげることはさすがに出来ないけれど、諦めないで」と。
合格が分かったあと、母が「Nさんにお礼伝えないと」と言っていたので私は「そうだね」とのんびり返事しました。すると
「Nさんのおかげで○○(私)に諦めたらって言わなかったんだよね。」
と母がさらっと言いました。
びっくり!
私は母が諦めたら、と言いそうになっていたことを全く知らなかったのです。
私は精神的に不安定な時期があり、何週間も勉強できないことが何度もありました。悩んでいる私を見て、母は「医学部じゃなくてもいいんじゃない。薬学部とか看護とか、理学療法士とか。(薬剤師さんや看護師さん、理学療法士さんを馬鹿にしているわけではありません)」と何度も言いそうになったそうです。そのたびにNさんの言葉を思い出していたそうです。
私は母に医学部を反対されていたら諦めていたと思います。Nさん、お母さん、本当にありがとう!
私も誰かの背中を押せる人になりたい。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
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