令和5年度行政書士本試験 お疲れ様でした。

まずもって、試験お疲れさまでした。
結果は年明けの話ですが、本試験までの数カ月の積み重ねた努力は、何にも代えがたい「 経験 」だと思います。

さて、私も問題全文は目にしていませんが、記述のみコメントさせていただきます。

問44または問45あたりが完答(20点)取れそうな内容でしたね。

問44 行政事件訴訟法
問いに、「仮の救済手段を含め」「議会開催まで1か月程度」このキーワード(むしろ応え直結のヒント)があり、回答してほしい方向性が暗示されていますね。
仮の救済→仮の差止め→「仮の」ができる条件は?
「仮の」は単体で出来ず、必ず訴訟とセットでしたよね。
差止め訴訟→仮の差止
ここまで、これれば主語さえ間違えなければ完答行けます。
※行政法手続きMapでしたら簡単にたどり着けましたね!

問45 民法 物上代位
これは、「判例に照らし」というキーワードで、
基本テキストや過去問に必ず出てくる有名な代位の例を思い浮かべられますよね!
「保険金の払渡しまえに差し押さえる」の文章作成ができれば、こちらも完答が目指せましたね!

問46 民法 契約不適合責任
「修補請求以外3つの権利行使」と具体的な数値が示されているので、比較的考えやすかったのではないでしょうか?
まず、損害賠償、減額請求これらは直ぐに思いつくと思います。もう一歩、解除が出てきたら、完答間近
最後に、何に基づき行うのか?で「請負人Bの担保責任に基づき」この文言が出てきにくいと思いました。

総合的に言いますと、今年度の記述は問題文にヒントが隠されていて、導きやすかったと思います。
Aランクを強化して望まれた皆様は、40~50点記述で狙え、択一の部分のリカバーができたと思います。

有料記事を購読いただきました方は、2問が完答かも?1問が「担保責任」が書けなかったとの事で50点程が見込まれ、合格点を大幅に超えるそうな方がいらっしゃいました。

ひとまずは、ゆっくりしてください。
択一で180点超えている方も、そうでない方も、1月の合否発表までは同じステージですので1~2週間はリラックスしてください。



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