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中国のこんなこと 書いていいのかな~

心の中で勝手に『お師匠様』と呼んでいる方から、「読むと良いよ」と教えて頂いた本の中に「孫子の兵法」と「鄧小平」がありました。

「鄧小平」読書ノートの日付は2014年3月。
テレビでは、中国にある日本のデパートや店や車が打ち壊される反日暴動のニュースが流れる一方、中国人観光客の爆買いが連日好意的に報じられ、日本中の観光地が中国人観光客様々になり、銀座が高級お土産屋さん通りになっていった、あの頃です。

「鄧小平」読書ノートには次のような事を書いていました。

  • 中国人は本能と欲望に素直で、案外分かり易い

  • 大き過ぎ、多過ぎ、異形過ぎ、強くなり過ぎという中国は恐ろしい

  • 日本の権力闘争が子供の遊びに思えるほど凄まじい政治権力闘争をする

  • 中国人は変えない、変わらない

  • 2014年全人代では、反日と日本への攻撃を先鋭化すると決定した。すなわち、鄧小平の路線を捨て、覇権主義に移ったということだ。それなのに、日本の企業の中国一辺倒の姿勢はどういうことか?China riskという言葉は辞書に無いのか?

「中国人は変えない、変わらない」というのは分かりにくいと思いますが、例えば次のようなことです。
最近、テレビの米中対立と言われているものの解説において、「アメリカや欧州や日本は、中国が経済的に豊かになれば民主化するだろうと考えて経済支援をしたが、民主化しなかったばかりか軍事力まで強大になり、覇権国家たらんとし、結局は脅威となったから」という論を耳にします。つまり、中国は変わるだろうと思ったけど変わらなかった、ということです。

「中国だって経済的に豊かになれば(自分達に都合のよいように)変わるだろう」という「取らぬ狐の皮算用」をいったい誰が言い出したのか。変わると本当に考えたのか、言わされたのか、それとも何か悪事を隠すために自分達に都合のいい論を展開したのか。裏側の真実を知る術はありませんので分かりません。
しかし、「これからは中国の時代だ。中国進出に遅れるな!」の例のように権威ある人達が新聞テレビでおっしゃることと、自分の頭で考えたことが異なる場合、やっぱり自分を信じることにしよう。結果はどうあれ。
今、改めてこう思います。

こんな感じですが、「鄧小平」の後に読んだ「孫子の兵法」でさらに明快に理解できたと思いますので、「孫子の兵法」の回でも紹介します。

この本は、いかに鄧小平が中国を経済大国にしたか、その手腕を分析、解説し、褒め称え、後継者たちに残された課題と、鄧小平が残した問題を論じています。当時、ビジネス本のベストセラーになったので読んだ方も多いのではないかと思います。読書ノートにも参考になりそうなビジネス仕事術がまとめてありましたが、残念ながら殆ど頭の中に残りませんでした。次の3つだけは中国関連ニュースを見たときに思い出すことがあります。

・長期目標を踏まえて短期政策を設定せよ
・大胆であれ
・非難を回避せよ(失敗は部下の責任にせよ、ということか?)

起業してからは中国または中国人とのビジネス上の関係はありませんので、皮膚感覚での中国は殆ど知りません。この「鄧小平」読書ノートに対しても、中国を良く知る方からは「そんなことないよ」と一蹴されるかもしれません。逆に、同意してくださる方がいるかもしれません。
また、Twitter, Instagram, FacebookといったSNSは苦手で、これまで一切やっていませんでした。LINEも使っていません。約一ヶ月前から始めたnoteが始めてのSNS経験です。
だから、書いてもいい境界線に戸惑っています。どうぞSNS初心者が書いていることを踏まえてお読みください。