my

ただの花屋の従業員。

my

ただの花屋の従業員。

最近の記事

告白

今日は特別なドラマもなかったので 昔の話 学生服を着た男の子がクリスマスに 10,000円の花束をご注文 バイト代を持って 「実は告白するんです」 こっちは盛り上がります! こんな感じがいいよ! 私だったらこれが入ってて欲しい! ラッピングもリキんで これを持ったこの子が 好きな子の前に立つ景色を思い浮かべて 出来ればそのお相手の子が 嬉しそうに微笑むシーンを 予想して作る。 どうか心からの気持ちを 伝えられますように 上手く行ったら教えにきてね。 と言ったら 「

    • 卒業式で先輩にあげたい

      高校の卒業式は大体が3月初めで ただいま予約が殺到してます。 例の様々で、花材高騰 資材高騰 前に比べればかなりタイトな 花束になります。 それでも 先輩ならこう、こんな感じで たくさんの理想を叶えるべく お話を聞きますね。 花言葉にこだわる方もいます。 でも、もらう人は知らないんです。 あげたい人のイメージに合うとか 色のオーダーの方が、もらう人も 嬉しいかも。 3月は感謝の花と 春彼岸の花 お祝いの花 「感謝」と言う花言葉の 花を渡すより、 「ありがとうございまし

      • 花屋の毎日

        花屋に来るお客様は 誰かを思い コロナ禍では自分を癒し 大切な人を喜ばせるために 寄り添うために 花を必要とします。 家庭の事情を話したり 親戚の話をしたり 好きな人の話をしたり 花には物語があるんです 今日の配達のお客様は3件 全てお悔やみのお花でした。 ひとつはアレンジメント メッセージは 「お母様にお供えください」 お届けしたら少し微笑んで ありがとうと。 もうひとつは花瓶用の花束 明日が法事のようでした。 すこしうつむいて独り言のように 「気を遣ってくれたん