並んだ文字の最強なことよ

今日は進めねばならぬタスクが目の前にあるというのに、普段読まない本を読んでいた。自由に使ってよい時間では何もしないコトを選択して、有意義にコトを進めたい時に何故に今?というコトをしてしまうんだな。

文庫本一冊読んでしまって、本の世界から突然現実に戻されたので寂しいような気持ちになってたら以前好きで読んでいた人のブログを思い出した。
その頃とは気分の違う今だけど、見に行ったら変わらず同じような事を丁寧に綴っていた。
何年もぶれずに発信しているのってスゴい!
ワタシだったら興味の赴く方へ、気分によって、その時々でアチャコチャ向いてしまいそう。だから過去のブログを毎度消しまくるのです。


子どもの頃、本が大好きだった。
月に一度、朝起きると枕元に本が置いてあった。弟とワタシと一冊ずつ。
子ども向けの世界名作シリーズや、なぜなに理科何年生とか。
それがすごく楽しみだった。

小中学でライトノベルを経て、高校から専門の頃は歴史モノとかも読んでいた。それらはマンガきっかけで拡がったモノ、源氏物語や聖徳太子とか。その後は坂本龍馬や新撰組とかね。

小説では原田宗典、乃南アサ、山本文緒など好きでした。
ドンデン返しがあったり、不思議な雰囲気だったり。自分は書きもしないのに「上手いなぁ〜」なんて思ったり。

文章って不思議。
誰もが扱える文字を使って、その並びによって表現できる世界が無限なんだもの。
文字が並んでるだけなのに、色々な場所へ行ったり様々な感情を味わえたり。
もしや最高に高度で楽しい娯楽なのでは?
って、やっと気づくというね。

本読まなくなってから大分になりますが、また本読みたいな。と思う春風の強い陽だまりの午後でした。

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