私は去年病気になって開腹手術が必要になった。手術は順調で予定よりも早く終わり、経過も良好で今は経過観察で3ヶ月に1度病院に行けばいい状態。すこぶる元気でありがたい。

でもここまでには色々あった。セカンドオピニオンも受けたし、担当医を替えられるのか聞いてみたし(それで実際替えられた)

他にも治療費の問題やら何やらあった。

自分が元気だったとしてもそういうゴタゴタは面倒で体力も気力も要ることなのに、病気でしんどいときにしなくちゃいけないのはキツかった。でも自分の体のことだから、ここで変に諦めてしまったら後々後悔では済まないことになるので頑張った。

もちろん自分ひとりで、ではなく家族の協力もあってのことではあるけれどね。

病院の先生というのは毎日病気と向き合っているので、病気についてはスペシャリストなんだけど、こちらの気持ちをわかってくれるかどうかはまた別の問題だ。私の場合は、悪い部分の切除に関してはいい腕してるけど、切ったあとの副作用についてはあまり深刻に考えてない先生に当たった。その人と、入院中も退院してからも付き合うのはイヤだと思って、ダメ元で担当医のチェンジをリクエストしてみたらなんと通った！

このときに、言われるままに任せていたらきっと今頃後悔していたと思う。

事の起こりは突然の出血。閉経して10年経っているので再び生理が来るとは到底考えられない。不安なので産婦人科を受診することにした。診察して、子宮が腫れてると言われた。良性が悪性か調べるとのことで、血液検査などをして1週間後に結果を聞きに行くことになった。

結果は、子宮体ガンの疑いがあるから施設の整った病院でMRIを受けてくださいとのこと。紹介状を書いてもらって、次の週に市内のA病院へ。もう一回診察と血液検査。翌日にMRI。また次の週に結果を聞きに行く。

結果は、子宮体ガンステージ1aというのがそこの先生の今のところの見立て。実際はCTを撮って、子宮以外のところにガンが散っているかどうかを見た上で手術をし、切除した患部を調べてステージが決まるのだとか。だから本当にステージがわかるのは手術をしてから2週間後だそう。