宮川農園の起業した嫁さん

北海道江別市で130年以上続く【みやかわ農園】の広報営業販売担当 糖度20度のとうもろ…

宮川農園の起業した嫁さん

北海道江別市で130年以上続く【みやかわ農園】の広報営業販売担当 糖度20度のとうもろこしを始め、メロン、お米、じゃがいもなど多品種栽培🌽 農家の嫁は親や夫に従えなんてあり得んくない?は?てなワケで農園をV字回復するため起業。 男の子2人と夫1人を育てながら全力疾走🔥🔥🔥

最近の記事

何も知らない私ですが起業しました

そもそも農業にそこまで関心がなかった そもそも、私が農業の世界に飛び込んだのは、「師匠」こと旦那さんが家業である農業を継ぐと決めたから。 気付けば朝から晩まで休みなく働く師匠。 話を聞けば聞くほど…なんというか…ちゃんとしなよ!!と思う事ばかり。例えば、お客さんからの問い合わせ放置、などなど…。 原因は確かに師匠のだらしなさもあるが、現実的に時間がない。 早朝4時から作業して帰宅が0時何てこともある状況で現実問題として時間も体力的余裕もない。  一方で、野菜はめちゃくちゃ

    • 我が家の裏紹介           (DXアントレ1stを通して地獄と孤独から脱出した件)

       宮川農園は北海道で130年以上続く農家で…といつも農園紹介しますが。 今回は、「ウラ自己紹介」とでもいいましょうか、今まで抱えてきた歪み、そしてそれが爆発した地獄と、そこから這い上がるまでをこの年の瀬に書き殴ります。 ひとり戦い続けた5年  今年の出来事をお話しする前にまず、時間を少々遡り我々がここに至る話をしたいと思います。 5代目のミヤ師匠(ぱぱさん)と結婚したのは意外にも東京。どちらも道産子ですが、ミヤ師匠が社会勉強にとサラリーマンをしていたため東京で結婚しました

      • 本当に認められたかった相手は自分だった話

        この仕事を始めてからずっと悩まされ続けてきた事。それは身内に仕事を理解して貰えないツラさ。 少しずつ、外の世界に踏み出して、色んな人に会い、話し、やっぱり前に進みたいと思った時、「辛い」で終わらせてはいけないと、本気で向き合う決心がついた。その過程を忘れないように残そうと思う。 結婚した先の農家は、生産者だらけで販売部門は空っぽ。売上上げるために始めた販売の仕事。でも、歓迎はされなかった。  私は、実家が農家のぱぱさん(旦那さん)と結婚し、現在、ぱぱさんは5代目。私は全然関

        • 我が家が出遅れたワケ

          数年前に和歌山のみかん農家さんのところに遊びに行ってからずっと思ってた。違う。何かが違う。でも、その何かが分からない。 今思えば無意識に逃げていたのかもしれないが、現実を知らなければ前には進めない。苦しいけどその何かを深掘りしてみた話です。 私が抱いていた漠然とした違いは「ビジネス思考の強さ」それはイチ農家だけじゃなく地域としてベースが違う。数年前まで直売所に出すだけで「一目」置かれていた地域の人間としては圧倒的に意識が高い。 なぜなのか。生産者であり農業をよく知る相棒

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          箕輪米【小さな農家の挑戦】

             いよいよ11/5から予約開始予定の箕輪米。これを手掛ける宮川農園の歴史と葛藤、新たな挑戦を始めるまでをまとめました。 何でいきなり米?と思った方はチラ見してみて下さい。 宮川農園は、北海道で130年以上続く農家ですが、大きくもなく、派手でもなく、こぢんまりとした農家です。 長年、夫婦二人だけで18ヘクタールもの畑を管理してきた両親(私にとっては義両親)の口癖は「いいモノを作っていればお客は付いてくる」 農家として良いモノを届けたい両親は、近所の農家と共同で直売所をた

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