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自分の長所と仲間の長所の最大化〜常に始まりは長所から〜

ミヤケです!

仕事、介護事業を通じた仕事はとても学びがあります。
社内の知見、社外の方の経験を吸収し、自分なりに成長できます。
ですが、今回は、僕のやっている学習支援事業においての学びを書いていきたいと思います。
「地域の子どもを地域で育てる」をビジョンに掲げる弊団体は、地域創発であることを最も重要視しています。

地域創発で学習支援を作り、地域の子どもを地域で育てる。

聞こえはいいですが、団体を立ち上げて1年。
この活動がいかに楽しく、ワクワクしていて、そして、苦しく茨の道なのかを感じつつあります。

順調すぎた1年3ヶ月と”歪み”

団体設立から一年余り、学習会スタート(昨年7月)からまもなく1年を迎えようとしています。

教育経験者も、子ども関連の活動も、何も経験のない中での設立でした。
今振り返れば、楽しみ!といった気持ちよりも、不安・恐怖といった気持ちの方が勝っていたと思います。

趣味や余暇活動であれば話は別ですが、一人一人大事なお子さんをお預かりして、関係人口も増やして、という活動内容において、中途半端な気持ちや言動は許されないと思っていました。

10年ひと区切り

設立の際にメンバーだけでなく関係者の皆様や地域の皆様に誓ったことです。
10年間は何があっても活動を止めない。
10年後僕は37歳になります。
それまでは走り続け、子どもたちに向き合い続ける。

その期間は、1人の人間、大人、社会人、活動家の僕としてもとても重要な期間になることは間違いありません。

大袈裟ですが、命を懸けた挑戦になると思っていました。

まもなく1年。

正直、ここまでかなり順調、トントン拍子と言ってもいいでしょう。
裏側では細かな調整や小さな挫折もありましたが、総括としては順調そのもの。
そして、ここにきて大きなプロジェクトも動き始め、今秋くらいまでの動きが見え始めている状況です。
初回学習会スタートから1年3ヶ月くらいの見通しが立てられ、さらに事業拡大まで予定以上に見えています。

分不相応な引き合いやプロジェクトが多く、ありがたい気持ちもありながら、僕の心の中には一抹の不安が漂っています。

教室運営→引き継ぎ→新教室立ち上げ→新教室立ち上げ
となる見通しで、資金面の課題も短期で見ればなんとかなる状況です。
しかし、どうしても経験の浅い運営において、
・事業拡大
・新規立ち上げ
といったキーワードによって浮き足立ってきます。

丁寧に引き継ぎをしたり、丁寧に立ち上げをしたり、これまで大切にしてきたことに油断が生まれる可能性があります。
もちろん手を抜くとかふざけているとかではなく、”人間の心の隙間”というやつでしょうか。

踏襲と正しさと短所偏重

全体感、詳細、未来への意思決定、その全てができる人はいません。

しかし、時間と納期に追われると、ゆがみやねじれが生まれてきます。
全体把握が得意な人が詳細に追われたり、
詳細が得意な人が全体感を見なければならなかったり。

そんな状況が、例えば今の僕たちのように、新規立ち上げをしていく・大きく広げていく段階においては、「決めること」が多くなるため、どうしても理性的に思考することが増えてきます。

これまでの実績を踏襲しながら、運営基準や内容を策定し、型を作っていく。
とっても重要です。
しかし、それをなぞることばかりに目が向いたり、レールから外れて新しい取り組みをすることに躊躇するような状況にならないように注意する必要があります。

そして、正しさにばかり向かっていくと、せっかく集まったメンバーの長所が発揮されず、短所の埋め合わせばかりに目が向いてしまいます。
・これができない
・これは苦手
・これは向いていない
正直たくさんの動きが起こり始めた時の僕の不安感はそこに集約されていました。

オリジナリティは長所からしか生まれない

ですが、短所は一朝一夕に改善することはありません。
それが苦手なまま大人になったので、変えるのは一苦労です。
だからってダメなわけじゃない。
たくさんの長所があるはずです。

そしてその長所が集まってこそ、ほんとにいいものができるはず。
というか、それでしかできないと思います。

誰かが決めたことではなく、運営基準以外の形が決まっていることではない。
全く新しいものを創造するときに、短所を持ち出していては前に進めません。

新しい教室、新しいプロジェクト・・・

今年の後半は怒涛のように動きがあります。

でも、きっと大丈夫!

きっとうまくいく!

「地域の子どもを地域で育てる」の旗印のもと、想いを持った大人たちが集まるんだから!

長所を認め合って、大切にし合って、全員で幸せを感じたいと思います。


※上記全内容はあくまで個人の見解であり、各種団体に帰属するものではありません。

<終わり>


シニアの方々が、主体的に・楽しく生活し続けられるよう、頑張ります!少しでもご協力頂けると幸いです。