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親友たちに恋をしてしまう

私は最近まで「恋愛的な”好き”」がどういうものなのかよくわかりませんでした。

そして最近、その原因がわかりました。
私は「親友たちに恋をしてしまう人間」だったのです


そもそも、「恋愛的な好き」ってなんでしょうか。
私が人に尋ねたときに返ってきた答えや、ネット上の意見をまとめると、

・特別な存在に感じる
・その人のことを考えてしまう
・嫉妬する、独占欲を抱く
・ドキドキする

これらのような意見が多かったです。

これらなんですが、私は親友たちに同じ感情を抱きます
特に、知り合ったはじめの方は「その人のことを考えてしまう」、既に関係性の深い親友には「嫉妬する、独占欲を抱く」「特別な存在に感じる」が大きいです。

私は多くの人にあまり興味を持てない分、自分が面白いと感じた人には強烈に興味を示します。面白い人と知り合うと、その後2週間~くらいはその人のことばかり考えてしまいます。
「いつもどんなことを考えているんだろう」「好きなものはなんだろう」「自分のことを好きでいてくれるかな」「今何しているんだろう」……など、色々な妄想をしてしまいます。

この状態がいわゆる「恋心」に近いので、この「面白い人」が女性だった場合、自分は毎回「これは恋なのか……?」と自問自答しています。

この段階が経過して親密な関係になると、次はその友人に独占欲を抱くようになります。我ながらめんどくさい人間ですね……

親友が他の人と仲良くしているところを見ると、耐え難い嫉妬心が沸き上がってきます。心の奥底では「なんでその人と楽しそうにしてるの! もっと僕を見てよ!」と妬いています……絶対に表には出しませんが。


自分で書いていても本当に気持ち悪いです……
そのため、今までは自分自身でこのような感情を持っていることを認めることができす、「誰に対しても嫉妬心は持っていない」と思い込んでいました。思い込まざるを得なかったのです。

こんなんなので、友人と深い関係を築きやすいという大きなメリットはあるものの、自分の恋愛感情が認識しづらいというデメリットも抱えています。
親友に恋をしてしまう。私はそういう人間なんです


身も蓋もないのですが、最近は「その人とキス以上の身体的接触をすることが嬉しいと思えるかどうか」で自分の恋愛感情を判定しています
いくら大好きな親友でも、キス以上の身体的接触には嫌悪感を覚えます。ごめん親友たち。
……ということは、大好きな親友たちに対して、1度はそういう思考実験をしたことがあるということです(それもごめん)

この基準に「友愛の介在しない、単なる性欲も含まれるのではないか」という懸念を持たれるかもしれません。しかし、そういう人には嫉妬心を抱きませんし、「嬉しい」という感情も抱きません。単に欲の対象として、"感情"ではなく"本能"で快楽を求めることしかできないと思います。

最近はこの判断基準がしっくりきているため、「(僕の)恋愛感情とは何か?」という長年の疑問が解決しました。


恋愛感情の持ち方は千差万別だと思います。一般論に流されず、あなただけの「恋愛的な"好き"の基準」を持つことが大切だと思います

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


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