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100日目 中国と先輩と夢

先日、中国の先輩おっさんとご飯を食べた。

彼は25年前に一人で内装会社を立ち上げ、一代で社員250人の会社に育てあげた。彼曰く

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自分が若かった頃、ネットはなかった。夢は自己完結していた、
その夢の大きさは現実的なものなのか?そんなことは考えたこともなかった。ただひたすら努力して努力して努力して、周りの善意からの忠告にも耳を貸さなかった。そして今になってみたらこんな身になっていた。

今の若い子は、賢く優秀だ。しかし、ネットが普及してありとあらゆる情報が溢れるようになって、夢は常に相対的なものになり、自分の夢を他人と比べるようになり、あまりに多くの忠告を聞くようになった結果、優秀な子ほどリスクや失敗を恐れるようになった。
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中国に元気がなくなった理由、これが全てではないが、一理あるかもしれないと思った。

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