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らしく生きること。

「美味しい」を聞きたくて。
農家やっていると、直接お礼を言われたりする機会が少ない。

マルシェなど直売していて試食などをしたらその場で
「美味しいね買ってみようかな」
ってなるけど、ニンニクってなかなかね(笑)

まぁ果物とかならその場で食べてもらいやすいんだけど、、、

畑で1人作業していると
食べてくれている人と交流したくなるもんなんす

料理が好きな私
趣味というか、飲みながらキッチンに立って料理するのが日常

ある日、隣町の居酒屋「あんべ」の店主と話した時

「何かこう料理して交流できるイベントしたいんだよね」
と言うと

「みやむーさん!やりましょうよ」

そう言ってくれて日程を決めて開催。
キッチンに立つのは10年以上ぶり(東京にいたときは居酒屋で働いていたんす)

美味しいと言ってくれて目の前で初めまして!と交流がはじまる
そんなキッカケができる場を作れたことに嬉しくなった。

作物を作る?だけが農家なのか。
農家とは出荷すれば終わり?なのか。
農家ってあり方はもっともっと自由でいい。

人前にどんどんでてって、農業の現実を知ってもらうキッカケ作りで動いていけば。

食べ物が当たり前にありすぎて食糧廃棄になっている現実の考え方も変わるはずだ。

どんなことも、物事はいきなり変わるのではない。
1人のバカが〇〇らしくない行動をとることから始まる。
今後も「みやむーNight」を続ける。

農家が作る料理とトーク。
普段は自然の中で1人作業してて頭の中で考えたことがループしている
いろんなアイディアとか
自分自身との向き合い方とか。
生き方について感じることができたのは農家になって自然の中で過ごすことになってからだ。

東京に住んでいたときは
何か、見えない生きづらさを感じていた。
仕事も3年も続けば、「これで一生やっていけるイメージが湧かない」と転職。

楽しみにしていたのは、お盆と正月に実家の青森へ帰ることばかり。
普段飲みに行きと言っても会社の愚痴やストレスを吐き出す場に過ぎず。

自分らしい人生とはなんだろうか。

自分それはなんだろうか。
人口の多い大都会がキラキラした場所で憧れていた18歳。

いざ行ってみたときは嬉しかったことを覚えている。

ただ多くの時間を過ごすと心も体も疲れていた。
1人部屋で間接照明をつけてお酒を飲みジャズを聞いて。
なーんにも考えずただお酒を飲む。

自然豊かな青森に生まれ育ち
自然から離れた土地で過ごすことに疲れたんだろうな。

今思い返せばそうなんだと氣づく。

とまぁ
田舎から一回都会に出たことから飲食店でイベントやろう!
って発想になるのだから経験は宝なり!

https://www.reservestock.jp/page/consecutive_events/25352

みやむーナイトの詳細は↑より。

1回目のみやむーNight開催!in居酒屋あんべ



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