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大学生はバイトなんかより給付型奨学金に応募した方がよっぽど良いぞ

割引あり

みなさま、こんにちは。
慶應大学3年のシーンです。

今回は、「バイトなんかより給付型奨学金の作文書いた方がよくね」という内容です。給付型奨学金に受かりやすくなる超重要事項も解説していますので、ぜひお読みくださいね。

結論:

1. 給付型奨学金はバイトに比べてタイパが圧倒的に高い。

2. 給付型奨学金はリスクゼロ&高確率で当たるギャンブル。

3. 給付型奨学金はお小遣い。

以上から、給付型奨学金に応募しないでバイトしてる人はバカです。



まず最初に、基礎知識から。
奨学金には大きく分けて2つあります。

給付型奨学金と貸与型奨学金です。
二つの違いは、返さなくて良いか、返さなければいけないか、です。

つまり、給付型奨学金はお小遣い、貸与型奨学金は借金なのです。

今回私がおすすめするのは、給付型奨学金の方です。
そして、貸与型奨学金を借りるのはやめましょう。

私立大学の場合、4年間の学費が500万円だとして、じゃあ貸与型奨学金で500万円借りたとします。その500万は「学費」に使わなければならないわけです。その借りた500万を、数倍に増やすことができるならば話は別ですが、大学で勉強しているだけでお金が増えるほど甘い世の中ではありません。

つまり、借金をして学費を払うことは、本質的にはサラ金で借金をしてホストクラブで浪費することと同じなのです。増やせる確証がないのに借金をするのは愚かです。

だから、貸与型奨学金はやめましょう。
代わりに、給付型奨学金を狙うのです。

1. 給付型奨学金はバイトに比べてタイパが圧倒的に高い。

60万円貯めるとしましょう。

塾講師の実質の時給を1500円と仮定すると、60万円稼ぐのに何時間かかりますか?最低400時間ですね。1週間あたり10時間働くとすると、40週間かかります。40週間は10ヶ月です。

めちゃくちゃ頑張ってシフトを詰めて、1週間あたり20時間働いたとしても、最低5ヶ月はかかるわけです。もう一度強調しますけど、最低5ヶ月です。実際は飲み代やらスキー代やらで給与なぞ一瞬で飛んでいきますから、もっと時間がかかるわけです。

はっきりいって、ゴミですよね。
そもそも大事な10代20代の1時間を1500円で切り売りさせてる企業は正気の沙汰ではありませんし、あなたも自分の生命時間を安売りしすぎです。

それに対して、給付型奨学金は、金額が小さいものだと1年10万円程度から、大きいものだと1年100万円程度のものまであります。60万円の給付型奨学金に受かったら、60万円がポンと自分の銀行口座に振り込まれるわけです。それも、数日間の書類準備と面接だけで60万円が来るわけですから、バイトと比べてどれだけ楽なことか。

給付型奨学金のほうが圧倒的にタイパがいいんです。

2. 給付型奨学金はリスクゼロ&高確率で当たるギャンブル。

給付型奨学金はリスクゼロのギャンブルです。お金を失うこともないし、大量の時間を失うこともありません。
単純に、採用されればお金がプラスになるだけです。

加えて、給付型奨学金は意外と穴場だということも押さえておくと良いでしょう。基本的に、大学の事務局は日本学生支援機構の貸与型奨学金を激推ししてきます。そこで大半の人は折れて、無事借金を背負うことになるわけです。

なので、自力で給付型奨学金を探してきて応募する人というのはそこまで多くありません。

さらに、大きな総合大学でも、ひとつの奨学金につき1学部から大体10人くらいは選ばれます。

大学全体のうちの1人に選ばれるのは激ムズかもしれませんが、学部から10人って結構簡単じゃないですか?

*ここで、「いや私なんか10人のうちに入るのも無理」と思った方は、自己評価が低すぎるので反省しましょう。反省した上で、独り言のマネジメントを始めるべきです。

独り言のマネジメントとは、いかに独り言(自分が自分に話しかけること)をポジティブに持っていくかということです。たとえば「いや私なんか10人のうちに入るのも無理」と自分に言ってしまったら、即座に「いやそんなことない。私にはできるはずだ。私は能力が高いので10人に入る。」というふうに、ネガティブな独り言を全てポジティブに言い換えるということです。

自己評価の低い人は、自己評価を上げましょう。独り言のマネジメントだけで簡単に上がるので上げ得です。自己評価を上げた上で給付型奨学金にアプライすれば良いのです。

3. 給付型奨学金はお小遣い。

給付型奨学金はマジでお小遣いです。お小遣いって、使い道自由ですよね?車買ってもいいし、全部飲み代で消してもいいし、学費に当ててもいいし、なんでもありです。

用途を制限されることは基本的にありません。

用途が決まってないお金を他人がポンとくれることって、正直奨学金以外にないと思います。

例えば銀行から借りるなら、用途が明確なことは当たり前で、その収益性や返済能力が厳しく評価された上で貸してくれるわけです。流行りのVC(ベンチャーキャピタル)だって、お金を出す代わりに株式をよこせと言ってきます。株式を渡すことは、すなわちそのお金の用途に厳しくケチをつけられるということです。親から相続する時だって、色々とああしろこうしろと言われるわけです。

基本的に人からお金をもらう時には、お金を提供した人側に発言権が自動的についてきます。もらった側は提供側の言うことをある程度聞かなければならないわけです。もちろんもらった側は不自由になりますが、世の中の企業はその不自由さをなんとかやりくりしながら利益を出しているわけですよね?株主総会なんてまさにそうで、お金を出した株主ががお金をもらった社員にあーだこーだ言う時間です。でも、それは資本主義のルールだからある程度仕方ないんです。

なので、もう一度言いますけど、ただのお小遣いを他人がくれるのって、大学以外に無いんです。しかもノーリスクで。

だから、大学生のみなさんもバイトする前に給付型奨学金へのアプライを考えてみてください。

ここからは、給付型奨学金を取る上で絶対に抑えなければいけない超重要事項を解説します。

以下の4つが最重要事項になります。それぞれ解説していきますね。

1. GPA
2. 親の年収
3. 保証人
4. 使途

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