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「解放感」とは、締めていた鉢巻を解いたときのアレ。

今、通っている編集・ライター講座の卒業制作を昨日提出し終えた。
取材をして、6,000字程度(MAX 7,000字)の記事を書く。
初めての経験だ。

障害のある人への「合理的配慮の提供」の意義を伝える内容で、お三人に取材をして聞いた内容をまとめただけで文字数は30,000字あまり。

これをどうやってまとめるんじゃ〜い!
と途方に暮れた先週の月曜日。
全体をコンパクトにまとめようとして
早くも詰んだ火曜日。
入れたかったあれもこれも
泣く泣く捨てまくった水曜日。
雰囲気堅くて全くおもしろくねーと
構成を練り直した木曜日。
何となく収まった思ったものの
あと2,000字も削らないといけないことに
ハッとした金曜日。
何とか体裁を整えたが
読み返すたびに粗が見つかる土曜日。
取材相手に確認してもらいつつ
最後の最後まで最良を目指して
送信したのが日曜日の23:15。
24:00の締め切りに何とか間に合った。

翌日の朝、あまりの解放感から
鼻歌混じりに変な踊りを踊る私に
パートナーがぼそっと言った。

「締めてたハチマキほどいたんな?」

ほほーぅ。うまいこと言う。
確かに、自ら学ぼうと講座通いを決め、
自らの意思で締めたハチマキ。
卒業制作という自分にとっての大仕事を
やり終えてそれをほどいたときのこの感じ。
解放感の表現としてなかなかでないの。
やらなければならないことや束縛など、ネガティブなことからの脱却ではなく、自らの望んで挑戦したあとに得られるポジティブな解放感。何とも清々しい。

この課題に取り組んで気づいたこと。
①年齢とともに落ちてきたと思っていた集中力が、まだまだめっちゃある。(気がついたら2〜3時間たってることもあり、パートナーいわく「モードに入ると何も聞こえてない」らしい。1週間何やかんやで気力継続)
②日本語怪しい。(これまでの人生、間違って使ってた言葉がいっぱいあることに気づく)
③日本語おもろい。(状況を表す言葉のピタッと感や情景描写を考えるのが楽しいし、もっと美しい日本語をたくさん知りたくなった)
④記事を書くことで新たな人や知識に出会える。(知的好奇心旺盛な自分には向いている)
⑤自分は何のために書くのかが明確に。(それはまた詳しく)

最終6,800字あまりの記事を仕上げるのに1週間。
これが今の力量。
いやーほんと勉強になった。

記事はまた改めて公開できるようになったらご紹介します。
皆様にも読んでいただきたい。

改めて協力してくださった皆様に感謝。

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