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薬剤師が考える 夏の養生その6

薬剤師が考える 夏の養生その6


認知症健康サポーター。現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。

新型コロナウイルス感染拡大予防のための緊急事態宣言が39県で解除されて
はじめての週末を迎えます。

ウイルスがこの世から消えることはありません。

緊急事態宣言が解除されたからといって、感染予防策をやめて良いわけではありません。

意識し続けることは、『健康』守る考えと行動です。

毎日の日々の生活のベースに感染予防である、
手洗い、うがい、必要時にマスク着用。
健康の必須アイテムとして、生活に取り入れたままでいましょう。

闘う相手はウイルスではなく、昨日の自分自身の
ココロとカラダとアタマです。

自分自身の免疫力、健康で健全な肉体と心が
最強で最大の感染症予防となります。

ココロ、カラダ、アタマすべてのバランスを常に考えます。

そのための食養生。

食養生は

身土不二
『身体(身)と環境(土)はバラバラではない(不二)』
身体にその環境から適切に食べ物を取り入れるために、
その土地でその季節に自然にとれるものを中心に食べること。

一物全体
『一つのものを丸ごと食べる』
現実的に可能な範囲で、なんでも丸ごと食べる。
野菜は、皮付き、根付き、葉付きのものを。
穀類は玄米や胚芽米を。
魚なども、小さなものは丸ごと。

を、基本的な考えとしていきます。

5月5日に『立夏』を迎え
暦の上では『夏』となりました。

『夏』の食養生のご紹介、今日はその6回目。

『夏・梅雨の養生食』は
ほてりなどの、体の余分な熱をとる。
冷たいものの取り過ぎはを控えて、
身体の余分な水分を身体の外に出し、
胃腸の働きを整える。

ことを考えてやっていきます。

今ですと、夏の養生食でありながら、自身の免疫力を損なわずに上げていく食材を考えるのが良いでしょう。

免疫力を上げる食材で、夏の食養生にふさわしいものとしては、
腸内の善玉菌を増やすことで、免疫力を上げる効果があると言われている、

穀類、豆類、キノコがそれに当たります。

玄米にお豆を入れて炊いてキノコを混ぜておにぎりにする。

夏の最強のランチになりそうです。

キノコの中でも、食物繊維の豊富な『ヒラタケ』
が手に入るようであれば、オススメです。

夏本番はこれからです。

免疫力を上げて、養生食で暑い夏を乗り切りましょう。


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