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未来への期待と不安と過去への執着の狭間で〜3月の雪


みゆです。

先日の朝、ひょうだかあられだかが降りました。
バラバラと屋根に落ちるそれを見ていたら、ある曲が頭に浮かびました。



槇原敬之さん3月の雪です。
この曲は2枚目のアルバム君は誰と幸せなあくびをしますか。に収録されています。


3月の雪はイントロが印象的で、若いマッキーの声がまたいいんです!
私は、この3月の雪が大好きなんですが、このアルバムはどんなときも。や私が好きな僕の彼女はウエイトレスも入っているんです。
初期のマッキーはほんと大好きで、通勤の車の中で何回も聴いたものです。
このアルバム、ほんといいんです。久々に聴いてみようかなぁ。

私はマッキーのアルバムはCDを買っていたので、それをカセットテープにダビングして車に持ち込んでいました。カセットインデックスは凝った手書きだった様な気がしますww

当時(私が車を買った頃)のカーステレオって、まだまだカセットテープが多かったんです。
2台目に新車を買った時、本当はカロッツェリアとかのカッコいいステレオにしたかったんですが、やっぱり高いのでメーカー純正(HONDAGathers)のステレオを付けてました。リアの棚の上にもスピーカーを付けて4スピーカーにしてました!

私のはスピーカーも光らなかったし、ピコピコもしなかったと思います
もしかしたら、ちょこっとピコピコしていたかも・・・ イコライザーは付けていませんが
そういやシガーライターに挿して電源を取る光るライトみたいなやつ付けてた笑


ああ、しまった💦
またやってしまったー。カーステレオの事なんてどうでもいい話題を長々と。

話を戻します。

3月の雪を聴くと、高校卒業後の新生活への期待と不安と過去への執着みたいな表と裏の様な気持ちを思い出します。

卒業式の20日後にみんなで集まってボーリングをした主人公達。
進路によっては離れた所に引っ越しをしたりするので、みんなで集まるのはとりあえずこれが最後になりそうですよね。

楽しく過ごすけれど、刻一刻と別れの時が近づいているんです。

ボーリング場を出て、自転車を押しながら歩いていると雪が降ってきます。3月の季節外れの雪。この雪も、これで今季最後の雪なんでしょう。

きっと「うひょー、雪だ!!」なんて言ってはしゃいじゃうんでしょうね。
誰かがふざけて歌うWhiteChristmasに時が止まれと願い事をする主人公なんです。

時が止まれと念じた所でほんとに時が止まる訳でもないし、これからみんな別々の生活が待っていることは十分に分かっていても。
それでも「また絶対集まろうな」っていう約束を信じていたいんですね。
それがあての無い事だと分かっていても、その約束を心の支えにして新しい暮らしを始めていくものなのでしょう。

新しい暮らしにもなじんで、それぞれのリズムができていくと、いつしか交わした約束も次第に遠い物になっていったりするのかもしれません。それこそ、帰省して外を歩いている時にかつての仲間に再会しても分からずにすれ違ってしまうほどに。

私達は大人になるにつれて、そういう経験をたくさんしてきました。
だからこそ、この3月の雪は子供と大人の境目の揺らぐあの頃の事を思い出して胸を締め付けてくるのでしょう。


すれ違っても
わからない程変わるなら
あてのない約束でも
しがみついていたい

忘れたくないよ
こんなに素敵なら
3月の雪が降る
ぼくらのラストシーン

3月の雪より

3月下旬の10日間ほどは、なんとなく独特な期間です・・・



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