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【 原文 】 青柳を 片糸に縒《よ》りて や おけや 鶯《うぐひす》の おけや 鶯の 縫《…
【 原文 】 いかにせむ せむや 愛《を》しの鴨鳥《かもとり》や 出《い》でて行《ゆ》かば…
【 原文 】 西寺《にしでら》の 老鼠《おひねずみ》 若鼠《わかねずみ》 御裳《おむしやう…
【 原文 】 伊勢の海の きよき渚《なぎさ》に 潮間《しほがひ》に なのりそや摘《つ》まむ…
【 原文 】 梅《むめ》が枝《え》に 来《き》ゐる鶯《うぐひす》や 春かけて はれ 春かけ…
【 原文 】 あな尊《たふと》 今日《けふ》の尊さや 古《いにしへ》も はれ 古も かくや…
【 原文 】 酒をたうべて たべ酔うて たふとこりそ まうで来《く》ぞ よろぼひそ まうで来る まうで来る まうで来る (53) 【 現代語訳 】 酒をたらふく飲んですっかり酔っておりますが、これっぽっちも懲りておりません。行きます。身体がふらふらしておりますが、このまま参ります。訪問します。参上致します。 ※Amazonで現代語訳版「とりかへばや物語」を発売中です。