バブルに殺られたわたし達4

少し時間が出来たので書いてみようと思う

今日は母の事を書いてみよう
母は私が産まれる前から水商売をしていた

田舎から市内に過ごし
県内一番のクラブで着物を着ての接客
当時はバブル前とは言え
チップも万札
飲み方も豪快
客を取った取られたで
着物姿でも取っ組み合いの喧嘩

そんな中私は生まれた

当時父はほぼヤクザな風貌でバーテンダーをして
母はダンスホールの店員からのクラブ

私の七五三の3歳の時の写真は
化粧しまくりの母にヤクザな父に
着飾れた私の写真が残っていたが
周りは質素な服の方ばかり

恐ろしい程目立っていただろう…

子供中心とは言えない
両親がそれぞれ仕事をして
好き勝手に楽しんで
子供は後回し

その頃くらいからバブルが始まった

もうそろ頃には
母はスナックのママをしており
父は浮気と言う出張

私は家で1000円貰って好きなものを食べて
一人でお風呂に入り
一人で寝た

親は勝手だ
産んでおいて
着飾り、遊び、楽しみ
子供と遊ぶ、お出かけする
旅行をするなんて全くなかった

母は店の女の子達と台湾旅行
父は家にいないから何をしているかも知らない

そんな環境で育ち
話す相手も居ない環境

バブルは大人達を狂わせ始めていた

鍵っ子、朝は寝てばかり
掃除もしない
料理もつくらない
お金と物だけ与える

まともに育つわけが無い

バブル時代に育った子供は
バブルが弾けても
今更そんな生活変える性格でもなく
好き放題に遊んでいた

この子供達が平成になり大人になり
子供を産んだ

案の定子育ての見本は自分の親だ

子供中心な生活になるはずもなく
世の中では徐々に子供に対する虐待
ネグレクト、育児放棄

恐ろしい世の中になってきた

そしてそんな親に育てられた子供が令和になり
脳内環境は子供のまま、子供を産み

子供を放ったらかし旅行へ行ったり
パチンコ、スロット
好き放題な時間を過ごし
悲しい小さな子供の死を目にしても
放置したり、捨てたりする世の中

世の中狂ってる

反面教師になり
自分はまともな親になろう
という気もさらさらなさそうな事件ばかり目にする

かと思えば
お偉い官僚は遊び呆けて少女や女性を買い
車で幸せな家族をひき殺しても
別格な扱い

令和のこれからの未来が恐ろしい

もちろんまともに子供への愛情を与え続け
愛と優しさ、家族の時間を過ごして
幸せな生活を暮らしていても

バブルに育てられた子供が親になり
話も通じないような
モンスターペアレンツな親の子供と
我が子が同じクラスになり

未成年の殺害、殺傷
こんなことまで起きている

バブル期
3高
高収入、高学歴、高身長
熱血教育ママに育てられ
そんな大人が社会に出て
事件を起こして

ニュースを見れば
「なんて酷いやつだ!」
と思うだろう

私からしてみれば
その事件を起こした親の育て方からの
その事件としか思えない

愛情を少しでも感じる時間はあったんだろうか
寂しい時はお母さんに抱きしめて貰えたのだろうか
怒りを思う時に親に導く言葉を言って貰えたのだろうか

そんな事を考えてしまう

もちろん
私もまだまだ未熟だ

子供は中学二年になった

小学校からテストの点数は見ていない
悪い点数をとったなら
悪いと思っているなら
何をするべきか導き

予習復習してみたら?
分からないことは先生に聞いてみたら?
ママと一緒に勉強してみようか
小学校低学年で少しづつ
丁寧に話す機会を沢山作り

「100点とったよ!」
そんな可愛い声も嬉しく思えた

親として
未熟な私が言うのも言葉にチカラは無いかもしれないが

何度でも、何回でも
この子が出来るまで
伝え続けて
出来た時には最大の笑顔で褒めて
最大の愛で抱きしめてあげる

数回できない事でキレた所で
相手は大人ではない
子供であることを見失っている親が多すぎる

学校から帰ったら帽子をかける
制服をかける
根気よく教え続ける

出来た時には褒めて
続けてできるようになったら
今度は次の出来ないことを
出来るまで声かけし続ける

子供にとって親が一番の見本

今の我が子は中学二年になり
全てにおいて手がかからない

学校も部活も勉強も
帰って勉強も自分でするし
宿題もしてるし
テスト勉強はもちろん自らしている

昨年のPTA
反抗期で悩む親、勉強をしない親
それぞれ
この1年を振り返り悩みを打ち明けていたが

私は何もしていない
我が子は自ら勉強もしてるし
テスト勉強もしているし
テストの点数が悪かったら
その次のテストの為に自ら更なるテスト勉強もしていた

小学校低学年から
相談にのり、お話して
教えてあげて
導いてあげて
乗り越えてきての今がある

皆が悪い親では無いと思うが
もう今更遅いからうちは無理だ
と思う家庭もあるかもしれないが
そんなことは無い

スキンシップ、声かけ
褒める、話す、根気よく導く

色んな方法は必ずあるはずだ
軌道修正は必ずできるはずだ

我が子の未来のために
どうか諦めないで欲しい

根気よく一つ一つ
怒鳴る、怒るではなく
声をかけていくことから
少しづつ少しづつ
未来の我が子が社会へ向かい

色々なことのある社会でも
立ち回れる子供を育てていく努力をしていくことが
最優先

もちろん親も遊ぶ時間も必要
だが、子供とも
いくつになっても遊び笑える時間を作ることも必要

諦めないこと
見守り続けること
愛し続けること

絶対に忘れないで

長くなりました
久しぶりに書いてみました

またいつか書きますね
最後まで読んでくださり
心より感謝いたします

貴方様へ良い未来を願っています
ありがとうございます

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