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五十嵐貴久『リカ』読了

薄気味悪いの一言。その割には読みやすい文章なので、どんどん読み進んでいく不思議な作品。

最初は「ややくどいかな」的感覚があったが、途中からは一気にスピードアップし、息もつけぬ展開に。

リカは人間なのか。あまりにも酷い犯罪を悪気もなく実行していく姿は鳥肌もの。ただ、犯罪は別としても、世の中にはこういう自分だけの思い込みだけで生きている人はそれなりにいると思う。

とにかく逃げるが勝ちだ。(逃げ切れるかが問題だが。)

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