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プロダクトマネージャー3年目の壁を突破しよう
※この記事は11/18に開催されたProductZineのウェビナーの内容を元に執筆されています。
自己紹介皆さん、こんにちは。本日は「プロダクトマネージャー3年目の壁を突破しよう」と題しまして、PM3年目の皆さんがより成長しPMとしてインパクトの大きな成果を生み出すためのヒントをお話ししたいと思います。
まず自己紹介ですが、サイボウズ、ビズリーチ、メルペイでプロダクトマネージャーとして働いて
プロダクトマネージャーは意見の調整役ではない
あなたはチームでプロダクトの仕様を議論中だ。エンジニアはA案が良いと言っているが、デザイナーはB案が良いといっている。両者とも自分の案が最適だと考えている。PMとしてあなたはどうすべきか。
A案とB案のどちらが良いかを決定する、というのはPMの仕事ではない。
最初にすべきなのは、ユーザーとビジネスの両方の観点で要件を明確にし、A案B案の要件とのフィット・ギャップをメンバーに正しく説明することだ。
プロダクトマネージャーと進行管理
進行管理はプロダクトマネージャーの重要な仕事の一つだ。
開発プロジェクトは様々な人の共同作業によって進む。進行管理とは、プロジェクトに関わる人たちの作業計画を決め、作業の進行状況を把握し、計画通りに物事が進むように調整することである。進行管理に失敗すれば、いかに優れたコンセプトのプロダクトであっても開発は頓挫する。
では進行管理を円滑にすすめるにはどうすればよいか。個人的な経験則だが、5つのポ
プロダクトマネージャーは万難を排す
PMの仕事はプロダクトを作ることだけではない。
プロダクトの価値を顧客に届けるために必要なことすべてがPMの仕事だ。
もちろんチームに営業やマーケティングのプロがいるなら顧客獲得はその人たちの仕事だ。ビジネス開発担当がいるならアライアンスは彼ら/彼女らを頼るべきだ。
ただもしそうした各分野の専門家がチームに不在ならば、PMはみずから営業もマーケもビジネス開発もしなければならない。あるいは各分野