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準備ゼロのロス旅① カリフォルニアディズニーで風邪をひくとは……

6月に遅いゴールデンウィークをとってロサンゼルスに行ってきました。

異動を言い渡された2月から怒濤のように取材を入れ、記事を書きまくっていたので、すっごい忙しくて疲れていて。
異動後も新しい環境についていくのがやっとで心身ともにヘトヘトになっていたこともあって、いつもだったら旅先を決めるのは「ダークツーリズムスポットの○○行くぞ!!」だったんだけど、今回は「おねーちゃんもいるし、大谷くんの試合が観られればいいや…」とロス行きを決めたのでした。

ということで、これまでで一番、何も調べずに臨んだ旅でした。笑

行きの飛行機も、ひたすらボーーーッと映画を観る。なんかアウトプットしすぎると、搾り取られた感じになるんだなぁと思った(あくまでも個人的に)。

映画に飽きたら、刊行されたばかりの東浩紀さんの「テーマパーク化する地球」を読む。これがまたタイムリーな本で、それについては②で。

ロサンゼルスは想像よりも寒くって、空港でちょい震えながら、入国審査の長蛇の列に並ぶ。これまでで一番、入国に時間かかったかも。ディズニーランドかよ?という長い長い列。荷物をピックアップしたあと、そのエリアから出るのにも壁沿いのながーい列に10分以上並ぶ……。もうほんと、非効率すぎない…??

結局、空港を出るのに1時間弱。

さらに、降り立った空港でバス停を探し回り、「やっぱり旅には下調べが大事なんだ…」と反省する。(ロスのバス停分かりづらすぎるよ!<長距離バスは緑色のレーンで待ってる>的なのおおざっぱすぎるでしょ…涙)

結局バスを待つこと45分(空港発のバスが定刻より30分遅れるってどういうことなの?笑)。外の風にさらされ、体温低下。トランクの中の上着を全部引っ張り出して纏うけど、それでも寒い……。

ようやく目的のバスへ乗り込んで、アナハイムのホテルに着いて、まずしたのは、バスタブにお湯を張って(バスタブがあってよかった)、熱いお湯につかること。生き返った……!

そんなわけで普通に体力低下のまま、翌日、カリフォルニアのディズニーランドへ。

日本のディズニーにはないアトラクションもあって朝から大興奮。とくに「カーズ」が最高だった! トイマニ(トイ・ストーリー・マニア!)は日本なら1時間以上並ぶのざらなのに、5分で乗れた。笑

「乗るんじゃなかった」と思ったのは、スライドする観覧車。なんて言ったらいいんですかね、結構なスピードで1周回っている間に、カゴが前後にスライドするんですよ…

「わーこのままカゴごと落ちてくよーーーー」って感じがめっちゃ怖かった。タワー・オブ・テラー(まっすぐ下に落ちるやつ)なんてめじゃない。あーーー怖かった。
ブログ↓に同じこと書いてる人いた…わたしもディズニーイチ怖いアトラクションだと思う。怖さの質がちがうの

そして、「乗るんじゃなかった」②は「グリズリー・リバー・ラン」

ラフティング的な乗り物で、濡れるかな?とは思ったんだけど、いったんホテルに戻る予定だったし、「ま、いっか」と深く考えずに乗ったら……

想像以上にずぶ濡れになり、かつ、一番最後の滝っぽいところで落ちる寸前、不調で止まるというハプニングが……!!濡れ鼠のまま20分、待機することに。

長々と電話していたキャストさん「アトラクションの水を全部抜くので、そしたらハシゴで下りてください」

そんな…! 池の水ぜんぶ抜きます、じゃないんだから…!!

そこからさらに待つこと15分。きっと一生見ることないであろう、アメリカのディズニーのアトラクションの底を見ながら、歩いて出口まで行く。笑
写真にうつっているのは、ハシゴをかけてくれたキャストさん。「めったにないから教えておくな!」ばりに、左側の経験浅めな2人にハシゴのかけ方をレクチャーしていた…

こういうときアメリカと日本って違うなーと思うのは、ペコペコ謝るとか「大丈夫ですか」とかケアしたりしないんだよね。すごいドライ。(まぁアトラクションの係員ってアルバイトだろうしね…)
だから、出口を出たら社員とおぼしき女性2人が待ってて、「大変申し訳ありませんでした!普段はこんなことないんですよ。さて、あなたたちのディズニーの旅、何かお手伝いしましょう」と言われるという。

(もう寒すぎてこのへんから記憶がうすい。結局、「アナと雪の女王」のショーを待たなくていいように入らせてもらえることになった)

そのあとまたホテルであっついシャワーを浴び、風邪薬をのんで一瞬だけ寝て、少しは回復。

ディズニー自体はとっても楽しかったのです。特に出来たばかりの「スターウォーズエリア」はすっごい感動した!「ファルコン」のアトラクションは3回も乗った。笑

そしてアナ雪のショー(1時間にもおよぶ大作)は、めちゃめちゃど迫力だった…!!観てよかった。
アナもエルサも歌うますぎる。トナカイのスヴェンはなぜか「顔」が出ていて、そっちに目がいっちゃう。おもしろすぎる。

撮影ダメとか言われないショーなんだけど、見入っちゃって撮るどころじゃない。探したらYouTubeに上がってた(2年前だからキャストとか違うぽいけど)。

でもこれはぜひ生で観てほしい…このスケール、日本じゃ再現するの難しいのかな…やってほしいなぁ

夜にはさすがに体力の限界がきたけど、カリフォルニアディズニー、大満喫しました。すごい規模だった…。

お土産屋さんにはレインボーカラーのミッキーぬいぐるみが。性的マイノリティの文化をたたえる「レインボー・プライドパレード」が近かったから。
これ、日本のディズニーでもやらないかなぁ。小さい頃からレインボーの概念を知ってたら、「いろんな『性』があるんだな~」って違和感なく受け入れられると思うんだけどなぁ。

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