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「痩せたい」と思うと安心する

1年に1回、健康診断で自分の体重を知り、それが記録されていくわけです。
自宅にも体重計はあるけどそれほど頻繁に乗るでもなく、記録を残すでもなく(3日坊主になってしまってどうにも続かない、というのが正しい)。そうすると、必然的に健康診断の結果が、自分の体重を確実に記録していく手段になるわけです。

それによると、毎年ちょっとずつ体重が落ちていて、それが適正かどうかという観点は抜きに、体重が落ちていくことに達成感を覚えている自分がいます。
で、そうなると、自分が世間の価値観を持っているなと感じて、どこか安堵するわけです。

まあ、きっと私は社会の価値観がどうあれ、痩せている方に価値を感じるタイプではあると思うものの、社会と同じだなと思うと、普段ステレオタイプやら固定観念やらに対してやんややんや言っているのを脇において、安心してしまう自分がいます。

ああ、これが「変われない」精神性だな、と思うのです。

無理やり全部を変えることがよいとも思わないし、全てが合うことがよいとも思わないですが、こういうことを考えると、安心しながら落ち込むみたいな変な心境になる。そんでもって、何かを変えることはそんなに簡単じゃない。
人間というのは複雑ですね。

結局のところ、私はやっぱり痩せたいなあと思うし、今年の健康診断で痩せてたらきっと喜ぶでしょう。あー、痩せたいなー。

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