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にんにく。

疲労回復や夏バテ解消に、ニンニク料理を食べてスタミナをつけるという人も多いでしょう。厳しい暑さで食欲不振に陥りがちなこれからの時期、積極的に取り入れたいです。

生のニンニクには独特の刺激臭があります。この刺激臭のもとがアリシンです。アリシンは、アミノ酸の一種アリインという成分が、すりおろしたり、刻んだりした際の刺激により酵素の作用を受けて変化したものです。

アリシンには、さまざまな細菌に対して抗菌、殺菌作用があり、食中毒予防効果が期待されます。刺身にすりおろしたニンニクが薬味として添えられているのはそのためです。さらに代謝を促し、疲労回復に欠かせないビタミンB1の吸収をサポートします。
血流を促進し「血液サラサラ」効果があることでも知られています。

このほか、血糖値の上昇をゆるやかにしたり、善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールを減らしたりする効果もあり、抗酸化作用が強く、がんなどの生活習慣病のリスクを減らす可能性も注目されている成分です。

以上のことから、ニンニクを食べると「スタミナがつく」「元気が出る」といわれるのでしょう。

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