行きつけの喫茶店で時々会う、常連の優しい70代の男性が最近とても体の調子がよく、元気になったと興奮気味に話してくれた。
理由は、近所にできた玄米のおにぎり屋だという。
かまどで炊いた発酵玄米のおにぎりと、野菜中心で素朴だけど店主の腕が光る滋味深い小鉢のセットを気に入って、ほぼ毎日訪れているらしい。
しかも朝食はとらず、昼にそのお店でおにぎり定食を注文し、おにぎりをもうひとつ買って、それを夜食べているというお気に入りっぷり。
「あそこのおかげで、今ものすごく健康ですよ。
生きてるといいことあるものですね。」
と言っていて、希望が胸に灯った。

自分自身、体調を崩したり怪我をすると長引くことが多くなって、このままもっとそういうことが増えていくのかと悲しい気持ちになっていたのだけど、70代の男性のその言葉が心強い励ましとなって、今からでも自分次第で健康になれるのだと思えた。

最近家でもおにぎりの出番が多く、和食、一汁一菜を意識している。

薬を飲んでいると、体に入るものの体への作用というのは計り知れないしあなどれないとつくづく感じる。やっぱりできるだけ、体に良いものを選んでいこう。