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◤暮らし◢ 「ない」から考える暮らし。[#113]

先日、財布を落とした。
厳密に言うと、送っていただいた方の車に置き忘れた。
その方に次に逢うのは一週間後。
それまでは財布なし生活。

わたしが財布に入れているものは、こちらの記事から。

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財布がないことで何か困ることはあるかな?と考えてみた。
そこで、わたしが財布に入れているものをどの程度使っているかを振り返ってみる。

まずは運転免許証。
車の運転をすることはないから、わたしの場合、免許証=身分証。
身分証を提示する場面は限られていて、1ヶ月で1回あるかないか。確率的にも、一週間程度なら大丈夫。
もしそのような場面が出てきたら、「ありません」と言うしかない。ないものはない。

つぎに健康保険証。
もし医療機関にかかることがあったら、10割払えばいい。後日提示したら還ってくる。

つぎにクレジットカードとキャッシュカード。
ここ1年ぐらいで一気にキャッシュレス生活になり、さらにQRコード決済やクレジットカードとスマホを紐付けしているので、日常の支払いはほとんどスマホでピッ! クレジットカード自体を取り出す場面も格段に減った。

ここまでみると、「あれ?別に財布がなくても大丈夫じゃない?」と思ってきた。
唯一「あちゃ〜」と思ったのは、財布のなかにIC定期券も入れていたこと。
仕方がないので、モバイルSuicaをインストールした。

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なくなったことで、改めて持ち物を考える機会になった。
現時点で必要最低限なので財布の中身を変えることはないけれど、自分の厳選が合っていたことが分かったので良かった。

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ひとまず財布の在処が分かってよかった。
「ない」と気づいた時は一瞬血の気が引いたけれど、「多分あの車の中だろう」とすぐに開き直れた。
運転していた方に電話したけれど、運転中なので取れるはずもなく。
折り返しを待っている間、「もしなかったら、警察に行かないといけない?カード類再発行手続きしないといけないのかー。面倒臭いなー」と、焦りより面倒くさがりな自分が出てきて、なんだか笑ってしまった。

そして、いまのわたしは、財布よりもスマホを落とした方が大変だと気が付いた。

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