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膵臓癌で亡くなった父の在宅介護の記録

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2019年から2020年に、膵臓癌で闘病中だった父の在宅介護をしていた時の記事です。
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記事一覧

アメリカ生活 父の日に思う~周りに感謝できるようになった

ついに、アメリカでの自宅待機も残すは後1日! (って、アメリカ入国時に、本当にまったくな…

日本に帰国中 膵臓癌で亡くなった父の49日目に思うこと(肉とショパンと大トロ)

今日は、父がすい臓癌で亡くなって、49日目。 ここのところ、TEFLの勉強と、母の引っ越しの手…

膵臓癌父の介護中に読んで励まされた樹木希林さんの本~どうぞ、物事を面白く受け取っ…

すい臓癌で闘病していた父を介護していたとき、本屋で見つけてふと手にした本があります。 「…

父と愛人チワワの短歌を読み解く(恋よ修羅場よ爆破してくれ!!)

父の遺した短歌を読み進めています。 父の短歌のお仲間から、「毎月発行している短歌誌に掲載…

日本に帰国中 父50歳、旅のエッセイに父の生き様を垣間見た件

父の部屋で、短歌集を漁っていたときに、変色した冊子を見つけました。 JR東日本の車内誌「ト…

大切な人(父)を亡くした経験からの学び~この先変わるだろうけど、”今”どうしたい…

2019年の年末に、東京駅の丸善で数冊買い込んだ中に、「日本で老いて死ぬということ」という本…

日本に帰国中 母の引っ越しを終え、父の「終の住処」でしみじみ過ごしてます

母が5月19日に近くのマンションに引っ越し、その後、両親が住んでいたマンションの退去日、6月3日まで、1人で居座ってます。 家具はまったくない状態なので、がらーんとした居間で、床に座って、布団の上にパソコンを置いてブログを書いてます。 (開脚ストレッチになるので、結構おすすめ!) さて。 なぜ、母は引っ越ししたのか? 母のお引越し 父が亡くなってから、父の名義で賃りているマンションを、母に名義変更してしばらく住みながら、この先どうするか考えればいいね、なんて話してた

亡くなった父と親しかった方々と話して思うこと~Human-being。Not human-doing

春爛漫。 これを天国というのか!と、自由・解放・快適感を満喫した葉山での1週間を終え、世…

日本に帰国中 膵臓癌で亡くなった父との思い出の場所は、パリでもオペラでもない

父は、11月に膵臓癌を再発し、12月にもうこれ以上できる治療がなくなってしまい、緩和ケア病棟…

日本に帰国中 母と過ごしながら違和感を覚える理由を考えてみた

父が膵臓癌を再発し、なるべく早く帰国して欲しいと連絡を受け、日本に帰国したのが12月12日。…

日本に帰国中 膵臓癌父が再入院&容態が変化してしまった昨日の出来事

11月に膵臓癌が再発し、入院してしばし治療していた父が、残念ながらもう治療がなくなり、1月8…

大雪ホワイトデーに亡くなった父との生活で驚いたこと

すい臓癌で闘病中だった父が、ついに、3月14日ホワイトデーに亡くなりました。 あり得ない暖…

膵臓癌で亡くなった父は、おしゃれだったのかー

すい臓癌で3月14日に亡くなった父について、書こうと思います。 何気に「おしゃれ」だったこ…

膵臓癌で亡くなった父の座右の銘は「為さざる罪」

父の短歌仲間である書家の川上さんから、お手紙と色紙が届きました。 闘病中にも、激励のお手紙と、「祈」という文字をいただき、壁に貼ってました。 今回届いた色紙には、「為さざる罪」とある。 「ん?なんだろう、これは?」ポチと2人で首をひねる。 その後、同封されていた手紙を拝読し、この言葉は、「お父様の人生訓のような座右の銘」だったことを知りました。 父の目指した姿は、レオナルド・ダビンチ!父の座右の銘と聞いて思い出したのが、10年前、まだ父が現役でもりもりもりもり働いて