【10】アメリカで乳がん手術前にいただいた物~見習いたい
日本からアメリカに4月1日(月)に戻り、MRI検査をしたり治療方針を決め、4月22日(月)に部分摘出手術をすることにしました。
その前の金曜日、19日に、妹からの荷物が届きました。メインは、先日妹夫婦がたまたま仕事で訪れた高野山の護摩札。ほかに、出汁昆布やまだまだ寒いモンタナ用に妹おすすめのレッグウォーマー、夫へのお土産で置き忘れてきた尾崎豊のギター譜面本、などなど。まずは、高野山のお札が手術前に届いてよかった!
その後、落ち着いて、同梱されてた封筒を開いてみると、
なんと!!これはまったく予想してなかった、妹による手作りカードが!
ものすごいセンスじゃないですか?我が妹ながら、天才かと。
文字通り、見た瞬間、「ハッ!」と息を飲みました。
開いてみると、
そして、この子はわたしの子どもの頃に似てて、表紙は妹の子どもの頃に似てる、と。たしかに、わからんでもない。そうかもののけ姫は、わたしたち姉妹がモデルだったのか。
ここは、もう、つべこべ言わずに、手術に臨むしかない、と心に決める。
そして、土曜日の朝には、職場のモンテッソーリ保育園で一緒に働いていた主任の先生が、お見舞いの品を届けてくれました。
バラの花束、子ども達が作ってくれた(というか主任の先生にぐいぐいと作らされたであろう)ネックレスとブレスレット、子どもと保護者やスタッフからの激励のカード、塗り絵やすうどく、色鉛筆と鉛筆削り、などなど。
たまたま同時期に、同じクラスを受け持っていたもう1人の同僚も、お父さんが倒れ実家に戻らなくてはならなくなり、わたしと同時期にやめてしまいました。間違いなくクラスはてんやわんや。主任の先生は多忙を極めているに違いなく、彼女の身体や精神が大丈夫か心配していたのに。
こういう気遣いができ、実行できるって、すごい、憧れる。わたしに弱い部分なので、ぜひ今後見習いたいところ。
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