サクサクノコメ

退役メンヘラの一人言

サクサクノコメ

退役メンヘラの一人言

最近の記事

眠剤が効かないので

命日に書いた手紙を電子の海に放流する事にした。 私の謎理論だと手紙にするより電子の海に放った方があの世(があると仮定して)届きやすい気がする。 拝啓、父上様 この季節になり、浮かれぽんち共のハロウィーンを見ると空へ旅立ったパパの事を思い出します。 世間がハロウィンに浮かれ騒いでいたその深夜にパパは田舎の山奥の真っ暗な車の中で何を思ったのでしょうか。 最期の刹那くらいは幸せだったでしょうか、楽になれたとそう心から安堵できていたでしょうか。 私たち娘の事が、ママの事が

    • 我慢すんな死ぬぞ

      #我慢に代わる私の選択肢 これに関しては掲題一択である。 「風邪でも休めないあなたに!」的な我慢が美徳とされる風潮バカ怖い まず、我慢するメリットが分からない 自分の命と健康より大切なものはない よしんば家族がそれにあたるとしてもあなたが身体を壊せば家族が悲しむ 家族や友人がいなかったら尚更だ、あなた自身の健康と命を守れるのはあなたしかいない 我慢でそれが損なわれるなんて本末転倒も良いところだ。 趣味が楽しめなくなった、ご飯が美味しくない(食べすぎてしまう)、なん

      • メンヘラのスマホの画面だいたいバキバキ

        12月、師走と呼ばれ世間様が大忙しの時期 私は例に漏れずクソデカ希死念慮くんと戦っていた 今回はもれなく自殺方法を入念に調べあげ なんとベストスリーまで絞ることに成功した。 そのいずれも実家の旧家(今は誰も住んでいない)で可能な方法で実家に帰省したついでに敢行する予定だった。 早く死にたいと日夜シクシクと泣き、食欲もなく5kg痩せた 遺影用の写真も実家に持っていこうと昔撮った写真も用意した。 そうして迎えた2022年 ワイ、生きてるぅーーーー(クソ煽り顔) なんか

        • 自分の言葉で他者を救えるという驕りと他人の時間を愚痴で消費する罪について

          私には、定期的に連絡してくる友人が二人いる。 大体が愚痴だ、どちらも数年来の知人なので大人しく愚痴を聞いているのだが 近年私が昼の仕事にシフトして自分の中のパワーバランスが崩れたのか。なぜかこう、非常に愚痴を聞くのがしんどい、体力が削られていくのを感じる 私は生来内向的だ、1人で何もせずただぼうっとする時間が何よりの癒しだし友人の必要性というのをあまり感じない。 出来れば必要以上に連絡も取りたくない とはいえ、夜の仕事をしていれば24時間365日連絡をする事からは逃れら

        眠剤が効かないので

          ▽きしねんりょがしんかした!

          最近日々迫り来るドデカ希死念慮と戦っている いや、私の希死念慮なんてドデカといっても精々ダンゴムシがスーパーボールに進化した程度のものかもしれないがとりあえずドデカ希死念慮(当社比)とバッチバチに戦っている。 これまでは背後からにじり寄ってきていたダンゴムシがいきなり四方八方から飛んでくるスーパーボールに進化してしまった。 弾き返しても弾き返してもまた跳ね返ってくるもので終わりのないだむだむスーパーボールとの攻防に次第に脳みそがそれ一色に染まっていくのを感じていた。

          ▽きしねんりょがしんかした!

          あなたらしくの残酷さ

          数年前まで私は芸能をかじっていた。 そこで、オーディションや試験を受ける度に、いや、そうでない時だって何度も繰り返されてきた「あなたはどんなキャラクターなのか」という問答 正直私にはわからなかった。 私は凡人だ、特段個性も面白いことも無い。 「あなたらしさ」を見せてくださいと言われても「私らしさとは?」となってしまい頭を抱えた。悩んだ先に得たのが「世間の求める私」らしさである。 しかし、それを続ける覚悟を持たなければいけないということをうっかり忘れていた。 オーディション

          あなたらしくの残酷さ

          おめえ、明日の朝起きて私の顔になってても同じこと言えるか?

          容姿に対しての無責任な第三者の言葉は時に醜女の心を深く傷つける。 面と向かってブスと言われることにも余りありがたくない芸能人に似ていると言われることにも慣れているのでまぁ傷つきはするがこっちは20数年醜女をやってきたプロの醜女だ、私にとってそれは脅威ではない 最も恐ろしいのは根拠無きポジティブな言葉だ おそらく優しさ由来の言葉なのだろうがそう言った言葉を投げかけてくるのは美人が多い。 そこで飛び出すのが掲題の言葉である おめえ、明日の朝起きて私の顔になってても同じこと

          おめえ、明日の朝起きて私の顔になってても同じこと言えるか?

          これは蜂の巣ですか?いいえこれはキャシーの耳です。

          古今東西、メンヘラはピアスが開いている 耳だとすれば軟骨を含め「何をそんなにつけるの…?部族…?」と聞きたくなる程の穴を開ける者もいれば口や舌にも開けているタイプのメンヘラもいる 自称退役メンヘラの私は両耳5つと、いわゆる口ピアスと言われるラブレットを開けており そこにたまに腕のピアスが追加されては塞いでを繰り返している。 なんで塞いだのに開けるの?と健全なメンタルを持った読者諸君はおもったであろう。 前置きとしてメンヘラそれぞれ理由はあるだろうが まず第一に私はニード

          これは蜂の巣ですか?いいえこれはキャシーの耳です。

          大切なお知らせ

          一部の人間からすれば死ぬほど嫌いな一文だと思う。 目にする前に、出来ることならAEDと救急車を手配しておきたいレベルの不穏ワードだ 私もご多分に漏れずそうだが、最近は事前告知があるだけ幾分かマシだなと思えるメンタリティを手に入れた。 というのも、先日楽しい楽しいライブの最後に活休発表というとんでもないお知らせをぶちかまされたからである。 しかもその日はそのメンバー生誕であった。 ハッピーお祝いムードから一転 啜り泣く声、滲む視界、隣で泣き崩れる知人 MCを進めるメンバ

          大切なお知らせ

          あれは確かに恋だった

          #国語がすき なんとも愛らしいハッシュタグである。これを使っているということは私もいわずもがなである。 くじらぐも、ちぃちゃんの影送り、スイミー、私とことりとすずと… 虎になった友人、指の癖が強い修道士、髪を引き抜く老婆 思いついたものだけでも大抵の中身を諳んじることができる程度には国語というものを好いていた。物語を読んだだけだと言うのに様々な人と出会ってきたように感ぜられるし登場人物達がとても身近な友人のように感ぜられる。 私は、そんな物語達に出会える国語というも

          あれは確かに恋だった

          人生だけじゃなく顔もガチャ

          掲題の通りである。 まず軽く自己紹介をするとしよう。 私は26歳骨格ストレート小太りという詰んだ体型の女性派遣社員である。アビリティは特に無く、精神疾患と借金を抱きしめて眠る退役メンヘラだ。 顔についてはこれから語らせていただく まず前提として私は醜女だ 引っ込めるだけ引っ込んでしまっているシャイを極めた眼球、その上にお布団よろしく重なり合うハムのような奥二重、顔の真ん中には左右非対称のまん丸い鼻がでんっと乗っかっており。それらをフレーミングする輪郭は見事にまん丸だ

          人生だけじゃなく顔もガチャ