5月1日、NewsPicksアカデミア会員に登録した。

そして5月9日、新しい小売のかたちを学ぶイベントシリーズ「新・小売概論」の講義に参加してきた。

今回のテーマは、「中国小売最前線」。

以前、アリババ経済圏についての記事を書いたときから、中国リテールの動向には注目していたのだが、如何せん現地に行ったこともなく、ネット上の情報しか頼れるものが無かったため、今回この講義への参加を決めた。

講師は、游仁堂CEOの金田さんと、メルペイ マーケティンググループ 中国インターネット研究所所長の家田さん。

そして、モデレーターは最所あさみさん。

講義は会員特典なので、ここでは内容を詳しく書かないが、非常に有意義で、参加してよかったと思う。

講師のお二方は、実際に中国のリテールやインターネット業界を追い続けていて、そういう方の生の情報は、やはりネット上の情報と少なからずギャップがあった。

もちろん、ネット記事の多くは、決して「間違い」では無いが、本質を捉えていなかったり、実際よりも誇張されていたりする場合が少なくないようだ。

何事も、できるだけ一次情報を手に入れる仕組みを考えることは、とても大事なことだと思う。

特に、オンラインとオフラインは、別のモノとしてではなく、連続的に設計するという姿勢は、とても参考になった。

中国には中国の法律、規制、文化、人口等、独自の事情がある。

アメリカにも、ヨーロッパにも、それぞれにはそれぞれの事情があり、そこで成功するビジネスにも、各々必ず理由がある。

だから、外国の優れたサービスを知るだけでなく、まずはそれが成功した背景を、しっかりと分析し、理解する必要があると思う。

その上で、じゃあ日本ならどう展開すればいいのか、と考えるのが重要だ。

視野を広く、深く、高く持たねばならない。

何事も、常に勉強だなあ。