まさかの9日間停電。

こんにちは。お久しぶりです。

アメリカの中南部在住なのですが、10月最終週にアイスストームに襲われ、電気が9日間も使えない状態になっていました。

(アイスストームとは、氷雨が降って何もかも凍結、10月末だったのでその重み/影響でまだ沢山の葉が残る木がバッタバタと倒れる。日本とは違って私の住む州では電気のパワーラインは地上なのでかなりの被害が出ました。)

幸いなことにジェネレーター(発電機)があったので日中はそれに冷蔵庫x2を繋ぎ、フードロスは免れました。また、ガスの暖炉があったのでそれで暖まり、お湯もガス経由なので普通にお風呂とシャワーは浴びれました。(知人は全て電気経由だったこともあり、シャワーもままらなかった)

停電した当日と週末を除いては普段通りに仕事へ。娘の学校も停電中だったので1週間ほど休校に。

それにしても、人間の適応能力というものは面白いもので、数日経つと慣れてしまうものなんですね。

今回の件で学んだことをアップしてみたいと思います。

1.テレビはあまり必要ない

もちろんジェネレーターに繋げばテレビは見れたものの、9日間静けさがかえって心地よかったように思えます。11月3日の大統領選の様子を見逃した以外は大丈夫でした。

2.何事も落ち着いて工夫、楽しむべき

電気がなければないなりに生きていかなければいけない。最も工夫したのは、料理面ですね。外に置いてあるガスグリルがかなり役立ちました。コーヒー用のお湯を沸かしたり、スープを作ったり、お肉を焼いたり。お陰で毎日ご飯をテイクアウトしなくて良かったです。

また夜になると当然真っ暗になるので、安全な所に香り付きのキャンドルを灯して気分を落ち着かせました。

3.お金を使うときに使うべし

洗濯物のことです。アメリカでは洗濯機と乾燥機がフル活動です。(特に週末)電気がないならコインランドリーに行かなければいけない状態になったんですが、私が行ったところは料金を払えば洗濯物を洗ってくれるサービスがあったので(下着、靴下以外)2回ほど利用させてもらいました。小さいものや息子の服は手洗いで日干しや家の中で乾燥させて何とか大丈夫でした。

4.睡眠は大切

インターネット以外は娯楽が皆無だったので、停電中は8時半ぐらいに寝ていました。お陰で次の日は気分がさっぱりしていました。テレビを見たり、ネットしたり、ずるずると夜更かしすることが多いので、逆に健康的に生活できたのかなと思います。

以上、こんなところでしょうか。不便は不便、電力会社にもかなりのクレームがあったようですが、他州(イリノイ、アイオワ、ミズーリなど)の電力会社の応援もあり2週間ほどで全て復旧したとのことです。

電気ってあればある時にどれだけ有難いことかを考えないですよね。あって当たり前といえばそうなんですが、当たり前のことがどれだけ大切なことかを学んだ気がします。もちろん、今後もこんなことがあるかもしれない可能性があるわけで、どのような物を緊急用に用意しなければいけないかというのも見えてきました。

最後までありがとうございます。


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