始める前に確認しておきたい収入形態について

前回からMLM業界においては
「何を選択するか」の方が「どう頑張るのか」よりも圧倒的に大切だ、という話をしてきた。30年後の存続確率は0.06%であるということ、そして製品選び一つで大きな差がててしまうということを話した。
最後にチェックしていきたい項目がボーナスプラン=収入形態というものである。
この収入形態は非常に重要で今日はテキストベースでしかお話しできないのでいずれどこかのタイミングを見て限定のセミナーや雑談相談ルームなどをやって正確にお伝えしていければなと思う。

今までの記事をまとめると
・成功=望む人生を生きること
・成功=選択✖️集中
・正しい選択基準
 ①会社
 →上場している会社
 →10ヵ国以上マーケット展開している
 →自社生産工場を所有している
 ②製品
 →耐久消費財でないもの
 →消耗品であり、毎月購入があるもの
 →口の中に入れるものはmade in USA

というお話を長々としてきた。本当は一つ一つもっと深く重要なポイントがあって1時間のセミナーなどでは話つくせないがとりあえずガイドライン的につまづく人が減ればいいなという思いでこれからもポイントや要点などの概略を述べていこうと思う。

今日はこの正しい選択基準の③番目になるボーナスプランについて。
世の中にはたくさんの仕事にあふれ、さまざまな職業が存在する。全ての職種に意味があって社会が円滑に回るために必要な大切なものだ。にもかかわらず職種によって収入の差がこんなにあるのは何故か?前回も紹介したが、シリコンバレーで働くワーカーの平均所得が5000万。公務員の平均収入は300万に対し、ITのプログラマーやエンジニアなどは1億円を超える方も珍しくないということだ。
ポイント①【職種によって収入が違う】

片や日本の平均所得は30年前と比べて変わらず、アメリカの平均所得の半分くらいになってしまっている。この前も日本に台湾の半導体の工場を誘致するというニュースでて新しい産業として明るい話題としてメディアが取り上げていたが、私はこれを見てまた一つ絶望を感じた。これが意味するのは台湾の一流の技術者を雇うよりも日本の労働力の方が安いから日本に工場を建てるということだから、台湾よりも経済が弱ってしまっているということ。この様に同じ仕事をする人でもどこで働くかで全く収入が変わるということは明白である。
ポイント②【マーケットの伸び率で収入が違う】

日本では成果報酬の給与形態よりもボーナスで支払う会社が多い。このボーナスでユニークな会社がある。おもしろ法人カヤックというIT会社だ。この会社はボーナスを決めるときに社員にサイコロを振らせて出た数字によってボーナスが決まる。どれだけ頑張っても運が悪ければ低くなるし、成果が上がらなかった社員も運が良ければラッキー収入になる。このボーナス制度を作ることで「私たちの会社は運を大切にしています」という文化を醸成し、募集時にメッセージを出すことができる。能力<運という分かりやすい企業文化の構築につながっている。かの有名な経営の神様、松下幸之助翁も最終面接時に「君は運がいいと自分で思うかね?」と質問し、「はい」と答えた人しか取らなかった。という話がある。会社の将来は人の「努力領域」と神様から愛される「運領域」があるということを理解していた名経営者ならではの発想だ。少し横道に逸れたが、ボーナス形態というのは会社の理念やコーポレートカルチャーを反映しているものが多い。成果報酬を取り入れる会社は「能力主義」を大切にしているし、360度評価の制度を取り入れている会社は「チームワークや調和」を大切にしているし、サイコロ給においては「運」などなど・・・MLM業界も本当に一緒でこのボーナスプランによって会社の目指すところ、大切にする理念が見え隠れするのでしっかり見ていただきたい。

このボーナスプランによっては良し悪しが必ずあり、どんなプランだからOK!ということはなく、言い分があればその裏にはマイナス部分が必ず存在する。今日はその一部を紹介するのでこちらをあくまでも参考にしてみてほしい。

①売上流通量が増えるとコミッション還元率が上がる
(例:30万円までだと3%、100万円までは6%、200万円までは9%など)
○努力したらその分しっかり還元しますよ!
✖️営業力や影響力がないと難しい?

②直接紹介者のコミッションの〇〇%が自分にも入る
(例:自分の紹介者Aさんが30万円もらっている→自分もその50%の15万円もらえる)
○協力してサポートしてあげてくださいね!仲間を大切にしましょう!
✖️応援が圧力になって売らせることにつながりやすい?影響力や営業力がある人ばかり探してしまう?

③スポンサリングすると初月だけ数万円コミッションになる
(例:直接紹介者が登録すると人数✖️3万円がコミッションになる)
○たくさんの人に紹介してくれれば金額が増える
 モチベーションになりやすい
✖️営業マンになってしまい、フォローや教育が置き去り
 登録がゴールになるので押し売りになりやすい
 営業力、影響力がない人間はうまくいかない

といった感じ。
他にもいろいろ伝えたいがなかなか総論としてまとめるのは難しいので個別でコメントをいただければと思う。
大切なことは

・扱う製品が市場が伸びているものであるか?「マーケットの成長率」
・製品購買客層が適切であるか?「購買力が強いセグメントでビジネスを行う」
・自分の性格特性にあったボーナス形態か?「理念・コアバリューとの共感性」


をしっかり見定めて実行するということ。どんなにいい会社と製品であっても、ボーナス形態によってそこに所属する人の属性や性格が決まる。そしてそれによって活動の温度感や性格(ゴリゴリ営業系や夢叶えようぜ!系やスピリチュアル系やBBQタコパなどのパーティー系、キラキラ女子系、施術系や医療系などなど)が違うので自分に合った成果が出やすく共感できる場所を探して欲しい。
製品は気に入っているんだけどチームのカラーが・・・という人をたくさんみてきて言えることは仕事で使う時間は人生においての比重が大きいので、自分が心地よく、一生付き合って行けるような雰囲気のチームを探した方がストレスがなく続けていける。ということだ。なので妥協せず「探す」という努力を怠らないで頑張ってみてほしい。

それではみなさんの活動がより良いものになることを願って!
今日も良い1日を!

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