菅原

【渡川】どがわ移住の先駆者が語る。 「虫とくぬぎと移住」山師 菅原亮

どがわイジュー会議、最後のメンバー紹介です!!
やっと、これで、メンバー紹介が終わる・・・

最後のトリを飾るのは・・・
満を持しての登場、どがわの最終兵器が、そのベールを脱ぎます!
自身も移住者であり、どがわで山師を始めた、菅原亮氏。

移住者の目線から。
自然を愛する目線から。
どがわと移住ドラフト会議への想いを語ります!

あなたと渡川の関係は?

一昨年の冬に家族5人でどがわに移住してきました。
長野県で働いていたので、車で10時間×2日かけてきました。
どがわに着いたのが、夜の9時ころだったと思いますが、地元の方々が、公民館で歓迎会を開いてくれました。あれは、しびれましたね。ここの地域、クレイジーだなって(笑)。
みんなはとりあえず飲みたいだけって感じだったかもしれませんが、やっぱり嬉しかったですね。あ、次の人の時にも歓迎会するかどうかはわかりませんけど(笑)

何してる人なの?

生活の基盤は林業です。原木椎茸栽培もやってます。もともと、きのこの某有名企業で働いていて、そこで栽培される菌床椎茸に違和感を覚えたんです。「これ、不自然だな~」って。その一方で、原木椎茸栽培の循環性に惹かれて、色々調べていたら、今西猛さんのブログを発見し、どがわにたどり着きました。

そして、裏(?)の顔として、昆虫生体、飼育用品の販売をやってます。
品種は、国産オオクワガタから外国のクワガタ、もちろん、どがわ産のカブトムシ、クワガタも飼育してます。どがわのカブトムシ、ちょっと赤みがかってて、かっこいいんすよね~。そして、クワガタはミヤマ、ノコギリ、ヒラタク、コクワ、アカアシ、ネブト等々、様々な種類がいます。残念ながら、まだオオクワガタは見つけてないんですが、絶対いると思いますよ。見つけたいな~。でも、どがわの人たちに聞くと、やっぱり、昔より、虫が少なくなってるらしいです。
ってこともあり、生物多様性の森づくりもやってます。ほんと、自然って全てが複雑に絡み合ってて、何かを解決するのに、一つ変えればいいってわけではないんですね。これ、ちゃんと話し出すと昆虫の話より長くなりますが(笑)。まぁ、端的に言うと、その実験みたいなものとして、自分なりの森づくりを少しづつ手掛けているところです。

なんでそんなことしてんの?

一言で言うと、「持続的循環型社会の構築」ですね。自然の営みの中に、人間がうまく入って生活している。それが、「里山文化」だと思っていて、どがわにはその知恵や伝統が残っています。それらを保全、継承していくことで、持続的循環型社会に繋がるんじゃないかな~と思ってます。そして、その結果、どがわが、平和で自由で活気のある持続可能な限界集落になったら・・・・もう最高でしょうね。
ウイスキー飲んじゃうかも。ま、毎日飲んでますけど(笑)

ドラフト会議での移住者に求めるものは?

良い意味で非常識であること!!
どがわは、いい意味でも悪い意味でも非常識な人がいます(笑)!
どがわ自体も、田舎ならではの良さや悪さがあります!
それでも、少なくとも、俺自身がやっていることに共感して、応援してくれる人がいて、自然の移ろいがしっかり感じられて、自然に生かされていると実感できる日々が送れています。あんまり真剣に考えすぎるとしんどくなるし、適度に非常識であるほうが、楽しめると思います。

あ、そういえば、今年の夏は、宮崎市内とどがわで、カブトムシとクワガタのイベントしたんですよ!どがわ未来会議のイベントとして。結構、好評で。自分だけだったり、どがわに移住してなかったら絶対やらなかったでしょうし、これも、森づくりの一つに繋がってるような気がしてます。また来年もやりたいな~。

最後に一言!

結局、俺は、虫になりたいんです!!
いや、虫のために、人のために、自然のために、生きるくぬぎになりたいんです!!
そんな俺でも、どがわ、楽しく過ごせてます!
人生は一夜の夢。覚める前に楽しんだもん勝ちでしょ!!

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