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好かれようとする前に。


すきな人。友達としてすきなひと。憧れの人。推し。そういう存在ができた時、好かれようと努力をしてみること。すごく素敵なことだと思っていて、その人に近づこうと努力してみること、好きな人のすきなものを知ろうとすること。そのどれもが素敵な恋。

そんな、きらきらした気持ちを楽しんでいて、幸せな気持ちになっていたんだけれど、

ふと、思ったことが。



好きな人のタイプに合わせた努力で、好きになってもらえるほど、すきな人は単純ではないなと。


好きな人に好かれるためにする努力はとっても素敵だけれど、

きっと、好きな人の好きな人は、そうじゃない。

好きな人の好きな人は、

しっかり自分をもっていて、自分の世界があって、自分の言葉があって、自分の「好き」がちゃんとある人。

きっと、そうなのではないかと気がつきました。


その気づきは私にとって大きくて、好きな人の「好き」になるために、とっても必要なことで、本当は自分の中だけに閉まっておこうかなと思ったぐらい。


好きな人の好きを知ることも大切。

好きな人の言葉を知ることも大切。


好きな人に雰囲気を似せることも大切。


けれど、それ以上に大切なのは「自分」だったのです。


私自身の好き。

私自身の言葉。

私にしかない雰囲気。


そして、それを知ってもらうこと。


それが、好きな人に好きになってもらうためには、1番大事なのではないかな。


好きな人のためにその人のタイプになろうとがんばることも大切。
でも、好きな人に似せたり、好きな人がこうだからと決めた自分よりも、ありのままの自分にしかない「自分」を好きになってもらえたら、大切に思ってもらえたら、褒められた時や、好意を持ってもらえた時、すごくしあわせなんじゃないかな



私にとっての「自分磨き」の定義が変わった瞬間でした。










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