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2019年12月の記事一覧

133:情報と物質とを相関させる網をかたちづくる「ギザギザのライン」

Facebookで城さんからコメントがあった. 132に書かれている,”コンピュータを経由”,[コ…

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4年前
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132:「記録」されることを逃れていった「音」

中川が指摘する音に対する二つの志向には「音声を記録すること」が共通しているけれど,城の「…

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4年前

131:データを現象として立ち上げる方法

城一裕の「予め吹き込むべき音響のないレコード」となるIllustratorの「ギザギザのライン」は…

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4年前

130:「ギザギザのライン」が「無音」で存在しているように感じた

城一裕はコンピュータから音を出さない.「予め吹き込むべき音響のないレコード」で「ギザギザ…

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4年前

129 :「数」を自由に操作することない「予め吹き込むべき音響のないレコード」

Illustratorで描く「ギザギザのライン」は,グラフィックの「ギザギザのライン」としてディス…

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4年前
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128:データレベルで音の予測可能性を放棄しつつ,見えている部分で操作の再現性を追…

城一裕のパフォーマンスを見ていると,城はそこで何をしているのかといつも思う.城はIllustra…

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4年前
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127:音はギザギザのラインだけにある

城一裕はIllustratorのベクター画像を操作して作成した波形をレーザーカッターやカッティングマシンを介して,物体の表面に刻む.物体の表面に刻まれた波形は,蓄音器やレコードプレーヤーの針を振動させて,音を発生させる. これまでに筆者がおこなってきたコンピュータ上で描いた波形を直接盤面に彫り込み,そこから音響を発生させるという一連の試みでは,音楽ではない情報(ベクトル画像)が様々な素材(マテリアル)を介して物質化され,そこから音が生じる.ここで描かれる波形は,サイン波に近