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心が疲れてるときに観るドラマ5選

週明け労働の始まりです。私は週明けの仕事が嫌すぎて土日を鬱々としておりました。漠然とした嫌だなあという気持ちがあるときってアクティブに過ごせません。そういうとき私は大抵ドラマを観てます。今回は心が疲れてるときでも気楽に観れる個人的お勧めドラマを5本紹介します。


1.侵入者たちの晩餐

まずは単発で観やすいもの。今年のお正月に放送されたバカリズムさん脚本のスペシャルドラマです。

主人公は家事代行サービス会社で働く亜希子(菊地凛子)。亜希子は同僚の恵(平岩紙)と仲良くなり、ひょんなことから社長の奈津美(白石麻衣)に脱税疑惑があることを知る。恵の友人である香奈恵(吉田羊)の助けを借り、3人は脱税の真相を確かめるため社長宅へ侵入を試みるが…

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主人公たちがやっていることは犯罪なのですがみんな気が抜けていて笑えます。そして侵入してからの展開がとにかく面白い。冒頭から伏線が張り巡らされているので、1度トリックが分かってから見直すと2度3度と楽しめます。サスペンスですが気楽に観れるのでお勧めです。

2.アンラッキーガール

こちらもバカリズム作品。2021年に放送された連続ドラマです。

主人公の幸(福原遥)はとにかくあらゆる場面で不運が起こる天性のアンラッキーガール。ある日喫茶店に入ると男運がない香(若月佑美)と仕事運がなく無職の樹(高梨臨)に出逢います。アンラッキー同士が集まることで何故か身近でどんどん事件が起きていき…

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1話目からだいぶとんでもないことが起こります。そんなことある!?ってことの連続でテンポも良くサクサク観れるドラマです。そして何よりメインキャスト3人が可愛い。女子同士の自然体なやり取りが観ていて癒されます。個人的には樹のカラフルで派手派手なスタイリングがタイプです。

3.架空OL日記

続いてもバカリズム作品。そう、実はこの記事で紹介するのは全てバカリズムさん脚本です。私の中でブームが来ております。

舞台は練馬にある銀行の支店。ここに勤めるのがOLの升野さん(バカリズム)。同僚にはマキちゃん(夏帆)、小峰様(臼田あさ美)、サエちゃん(佐藤怜)、酒木さん(山田真歩)がいます。ある冬の日、更衣室のハロゲンヒーターがつかなくなりました。寒がりなOLにとってハロゲンヒーターが使えないことは死を意味し、打ちひしがれて升野さん達は帰宅しますが…

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ザ・日常系です。言ってしまえば特に何も起きません。仕事したり上司の悪口言ったり、みんなでご飯食べたり上司の悪口言ったり、ダイエットしたり上司の悪口言ったりしてます。もはや半分ドラマに参加してる気持ちになります。ぼーっと観てられる作品です。結末が怖いって口コミよく見るんですが、私的にはアリだと思っています。

4.殺意の道程

井浦新さん、バカリズムさん主演のサスペンスものです。

ある日、小さな金属加工会社の社長・窪田貴樹(日野陽仁)が自ら命を絶った。貴樹は取引先の社長・室岡義之(鶴見辰吾)の口車に乗せられ、多額の負債を抱えてすべてを失い、絶望してビルの屋上から投身した。遺族たちの訴えもむなしく一切罪を問われずに、のうのうと裕福に暮らす室岡への復讐を心に誓う貴樹の息子・窪田一馬(井浦新)。一馬はいとこの吾妻満(バカリズム)とともに室岡殺害の完全犯罪を企てる。しかし、人を殺すにも準備は必要。これまで一度も犯罪に手を染めたことのない2人は、一馬の親友・重盛隼人(河相我聞)や、重盛のなじみのキャバクラ嬢このは(堀田真由)、同じくキャバクラ嬢のゆずき(佐久間由衣)といった信頼する人々の協力を得て、悪戦苦闘しながら殺害方法を探っていく。

https://www.wowow.co.jp/detail/117144

タイトルとリードは不穏ですが安心してください。いつものバカリズム作品です。緊張感がまるでありません。本当にない。ジャンルは「侵入者たちの晩餐」に近いのでそれがハマったらこちらも観てみてください。連続ドラマですが30分×7話なので一気に観れます。私は終わり方とゆずきちゃんの占いのくだりが好きです。

5.ブラッシュアップライフ

人によってはこれがバカリズム作品の中で一番好き!という人もいるかもしれません。確かに良い作品だと思います。5本目にしたのはちょいちょいしんみりするシーンがあるからです。あったかい気持ちになりたいときに向いているかもしれません。

地元の市役所で働く近藤麻美(安藤サクラ)、33歳、独身。実家で両親と妹と4人暮らしのごくごく平凡な人生を送っていた。
ある日、麻美は、市役所の窓口業務でいつものように市民に怒られてはストレスをため、夜は幼なじみの夏希(夏帆)、美穂(木南晴夏)の3人でご飯やカラオケをしながら同級生のうわさ話で盛り上がり、このまま平凡な人生が続くと思っていたのだが……その夜、トラックにはねられ、あっけなく死んでしまう――。

https://www.ntv.co.jp/brushup-life/story/

1話の序盤は「ん?何を観せられてるんだ?」という気持ちになりますが、そこを乗り越えたら一気に面白くなります。転生ものですが地に足ついた展開で笑えます。主人公たちと同年代の人は青春時代流行ったものが続々と登場するのでその点も楽しめるはずです。タイトル通り主人公は人生をブラッシュアップさせていきますがあくまでも友情に主眼が置かれているのが良きポイントです。結末がとても素敵でストーリーに一貫性があり好きです。

まとめ:バカリズム作品の面白さ

ここまでご紹介してお気づきの方もいるかもしれませんが、バカリズム作品は女性3人組の話が多いです。そしてその場合根底にあるのが女性同士の友情なのです。会話の端々に女性のリアリティがあって解像度の高さに驚きます。男性の脚本家が書く女性のリアリティって露悪的なことが多く(おっさんぶるとか人前で性生活に言及するとか)、そういうことじゃないんだよって感じることが多いのですがバカリズムさんの場合はランチのときに同僚や友人と話す内容そのままなのです。何なんだろう。才能が怖い。

ということで私的おすすめ作品を紹介しました。ものによっては配信終了してるかもしれませんが、TVerだと周期的に配信再開するので観れるタイミングでぜひご覧ください。

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