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〈アメリカ留学〉1日で周ったワシントンDCのこと

 約二週間アメリカに滞在し、そのうちワシントンDCで過ごしたのは一日。一日のみ。なんなら行きも帰りも3時間かかる。約6時間の移動込みでの一日だ。足りるわけがない。たった一日過ごしただけで、なんて書くこともないのだが覚えてる範囲で記していこう。

 なんといっても土地の広さ。これがやっぱり日本に住む人間からすると圧巻なわけだ。日本にもあるような石像が日本の数倍の大きさであちらこちらに建っていて、言い方がひどいがなんでもかんでもメモリアルを建ててそのサイズもアメリカンサイズといえば伝わるだろうか。とにかく大きい。リンカーンの石像なんて見てみればそれが一目瞭然だろう。

リンカーン

 こんな目玉の建物がDCにはたくさんあるのだが、これまた広大な土地に建てられてるものだからとにかく歩く歩く。ワシントン記念塔、議会議事堂、リンカーン像、ホワイトハウス、第二次世界大戦記念碑。終いにはいくつものスミソニアン博物館がDC中にある。そりゃ一日じゃ足りないよね。それぞれの建物見てる時間よりも歩いてる時間の方が圧倒的に長かった。

 やはり目玉はスミソニアン博物館かな。行けたのは国立自然史博物館だけなんだけど、全部が入場料無料なんだよね。いやスミソニアン家寛大過ぎないかって。本当は他の博物館を見て回りたかったんだけど、なんせ時間が足りず、、。

 なんて言ってるとまるで博物館の良さがわかっている人間かのような口ぶりだが、残念ながらそんなことはない。学びや新しい知識が詰まっている博物館という場所って素敵だなと思うのだけど、いざ行ってみるとふーんで終わってしまうというか。何か吸収しきれずに、ただ行った証拠としてのチケットが残るくらい。何も身にできないことの悔しさが積もる。

 博物館と美術館を一緒くたにしてしまっていいかわからないが、この間金沢に21世紀美術館に行ってきた。しかし、なんというか何一つ理解できず、いわゆる映えやフォトジェニックを求めた旅になってしまった。悔しい~。
博物館は知識の倉庫だとしたら、美術館って感性をビシビシ刺激してくる場所だというイメージがあって。でもそれは好奇心の度量の多きさとかそもそもっている感性に依存して、どちらもなかったら博物館も美術館も何も刺さらないし何も響かない。

 そもそもまだ博物館や美術館の巡り方、楽しみ方がわかりきっていない気がして、そんな自分がまだ子どもだなと感じる。いや、こういうのって楽しみ方に正解はなくて自己流でいいし、自分が楽しければなんでもいいと思うんだけど。

 博物館や美術館で分かった気になって薀蓄を語る人って疎ましがられるイメージあるけど、私はむしろ憧れてしまう。「ふーん」「へー」「ほー」「すげぇ」以外の語彙を身に着けたいものだ。

 話が脱線してしまったが、ワシントンDCはなかなかに魅力的だった。アメリカの街並みと音楽でなんとなく映画の登場人物のような感覚を味わえて気分も上がった。

 今回は観光地といったらワシントンDCくらいしか訪れることができなかったので、今度はニューヨークとかマイアミとかロスとか。こんなに広い土地ならまた全然違った景色が見れそうってことで、行きたいな〜。でもまずはヨーロッパ旅かな〜〜。

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