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お土産話って?

 夏にアメリカに短期留学する話を人にすると、お土産話楽しみにしているね!と言ってもらう。実際に私も人が旅行に行くと聞くとそのように言い、旅行での楽しかった出来事などをおすそ分けしてもらうことがある。何を見てすごかったとか、面白かった出来事やハプニングなど、その話を聞いて自分も笑うことがあれば自分も同じ景色を見ていたい同じ体験をしたいと刺激をもらうこともよくある。
 ついには順番が自分に回ってきたというべきだろうか。留学どうだった?とこれから会う友達に聞かれるだろう。そこで私は何を答えればよいのかと頭を悩ませている。

 どんな話をすればみんなは面白く聞いてくれるだろうか。興味を持ってくれるだろうか。そんなことを考えながら今回の留学体験記・旅行記を記していきたいと思っている。

 「留学どうだった?」という質問は非常に抽象的な質問だ。留学と呼んでいるからに、勉強や英語の面の話をしているのか、あるいはアメリカがどうだったのかを聞いているのか。まあ質問している側はすべてを含意して言っているのだろうけど、この質問が一発目に来た際に答え方に困る気がする。無難に「楽しかったよ」と答えるのが一般的であろうが、それは会話が終わってしまう。とはいえ、ネガティブな返事はしたくない。実際に不満はそれなりにあって、質問が勉強面についての質問なのであれば多いに不満が8割を占めるだろう。というのも、今回の留学では日本人学生20人ほどに対して、現地の大学生が8人ほど。圧倒的に少ないわけで、現地滞在中のルームメイトも日本人。日本語が常にに飛び交う環境であった。
 大学に友達がいない私が友達を作ることができたというのは大変ありがたい一方で、「留学」という意味では全くありがたくない話だ。なんせ同じ大学の友達を作りに行ったのではなく、現地の大学生と友達になりに行ったのだから。

 正直なところ、「旅行どうだった」と抽象的な質問をするのは社交辞令の挨拶だから、とも言える。本当に興味があればもっと違う聞き方だったできるわけで「楽しかった」と返せばそこで次の話題に移っていく気がしなくもない。しかし、それでもなおその一言の返事に引っかかりをつけて興味を持たせることのできる人間に私は憧れてしまう。とはいえ、私の引き出しの乏しさ故に非常に難しいとも感じている。

 こういう面では比喩を使いこなすことが大事というのが持論だ。持論といってもネットや本で漁った上での持論というか、漁った情報の中で覚えているほぼ唯一のことで納得できたものだ。すべってしまう可能性もあるが、賭けに出る価値はあると思う。

 比喩といっても答え方にはいろいろあるが、「〇〇並みに楽しかった」とか。

 なんというか浅いな。とても浅い。ここまで書いて結論はこれでいいのかと思うが、また時間があれば考えてみようと思う。  

 ところで完全に余談。
 知り合いに、天気の話をされたら話をする気が失せるという人がいる。天気というのは一般的に世間話の定番な話題なわけで、裏を返せばだれとでもできる会話だから「自分と」話す気がないように感じるという理由だった気がする。大事なのは話の出発点というより会話をどう展開していくかが重要な気がするんだが・・・。それはさておき、こういう意味で話しの引き出しって本当に大事だなと思う。世間的な話題である「天気」に代わる自分的な話題を困ったときに振れるように準備できたらいいのかな。

 いろんな経験をすることが引き出しを増やす方法と聞くが、その経験をした自分の感性があまりに乏しくて増やせていない気がするのだが。それでも絞り出すしかないよねって。

 さてさて。最後にこれから書いていく日記/旅行記/留学体験記の目次録のようなものを下に記していきたい。更新するたびに以下に記事を埋め込んでいくとしよう。

アメリカ

大学や授業の話

滞在先の話

ワシントンDCの話

リッチモンドの話

アメリカという国の話

シンガポール

海外旅行の話

第二の故郷という話

観光先の話

シンガポールという国の話

これから


目次、話の切り口次第で内容とか全然変わってくるのだろうな。




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