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不倫調査していた時の話し

どうもです!
今回はお役立ち情報と言うよりは
注意喚起の意味も込めて、体験談のお話です!

実は昔、まだ若かりし頃、
僕はちょっとかわった職業をしていました。


こんな記事ばかり書いている自分ですが、
実は20代前半くらいの若い頃は、

不倫とか婚外とかきもちわりい。。
いい年なんだからいい加減落ち着けよ
なんてことを思っていました。

そもそも両親が父親の不倫で離婚しているので、
余計にそうだったかもしれません。

フィリピーナと蒸発しました。。。

これに関しては、今現在でもちょっとないな。。。
とは思っています。

遊ぶのはかまわないけど、
キレイに遊べないなら遊ぶべきではありません。

僕の絶対的なスタンスです。

だから、同じ婚外遊びとは言え、

お互いの活力になる遊びは良いですが、
恋愛的な要素が入ってくる付き合いに関しては
一歩引いてしまう部分があります。

いろいろと壊れますからね。
生活が。
自分だけじゃなく、まわりまで巻き込んで。

まぁまったくもって清廉潔白な方からみれば
お前も同じようなもんじゃないのか?
と言う疑問は湧くのでしょうが、
自分の事は棚に上げまくっていきます!

絶対的な線引きがあるつもりでいるので。

そして、この考え方は冒頭で申し上げた
ある職業でも助長されました。




僕がついていた職業は



探偵です




もう15年くらい前の話しです。

そのころは今と違って
SNSなんかもなかったですし、
個人情報保護法とか、
ストーカー規制法、条例とか、
いろいろなものがゆるゆるの時代でしたので、
今考えるともうめちゃくちゃやって調査をしていましたね。

これは今でもそうなんじゃないかと思いますが、
探偵に入ってくる仕事は

8割が不倫調査です

残り2割で、
人探し、別れさせ、素性調査などなどでした。

比較的大きめの事務所にいたので、
日々様々な相談が寄せられてきます。

探偵の調査料金は
事務所によってピンキリではありますが、
数十万~数百万と言う場合がほとんどでしたので、

依頼者もほとんどの場合、
パートナーの不倫はある程度確信しています。

離婚を有利に進めるための
証拠を押さえる為に、依頼してきているパターンが大半でした。

今考えると興味深い仕事は山ほどあったのですが、
今回はその中でも不倫ネタの話しをひとつしようと思います。


とある主婦からの依頼。
旦那が会社の後輩OLと不倫している。
証拠を押さえてほしい。

と、言うものでした。

奥さんの協力がある調査
これほど簡単な事はありません。

少し田舎よりな地域だったため
車通勤だった旦那さん。
奥さんに車のカギをお借りして、
社内に発信機とブラックボックス(盗聴器)を取り付けます。

そのころはスマホもなく
ある程度正確な位置情報を特定できるサービスは
セコムくらいしかなかったので、セコムを取り付け。

旦那の帰りが遅くなると告げられている日など、
奥さんがなんとなく怪しいと思う日を伺って、
調査開始です。

有給などで会社を休んで、
朝から遊んでいる可能性だってあるわけですので、
出勤時からずっと張り付きます。

車尾行とは言え、
すぐ後ろに車をつけるとバレてしまうので、
間にある程度何台か挟んでの備考です。

見失ったら発信機をたどればよいので!

ひとまず、無事出勤。

対象が働いている間はめちゃくちゃ暇です。

自分のいた事務所では、
対象者が急に車を駐車して徒歩で移動してもよいように
必ず2名体制で尾行していました。

そうなった場合に、
ひとりが徒歩尾行、
ひとりが車をまわしたりできるので。

旦那の勤務中も二人いるので、
一人ずつ自由時間にしてご飯食べたり、昼寝したりしていました。

退勤時間になると集合して、入口で見張ります。

旦那が出てきて、車に乗ると普通に帰っていきます。

今日は失敗かな。。。
と思いつつも家まで見届けなければいけないので、
ついていきます。

しばらくは普通に運転している様子

すると、、、

家とは違う方向に曲がっていきます。

おっ!?

と思ってついていくと、
知らない場所に到着します。

コインパーキングに駐車して、
徒歩で歩いて行った先には
なにやら知らないアパートが一軒。

暫く佇んでいると、
知らない女の人が現れます。

見た目的には20後半から30前半くらいの女性。
まぁ可もなく不可もなくと言った印象でした。

一緒に部屋に入っていくのをばっちり撮影&動画に残し、
暫く待機。

夜も遅くなると旦那が出てきて、車にのって帰宅していきました。

まあこの段階でほぼほぼ有罪確定なのですが、
相手が誰だかわかりません。

奥さん情報だと、
会社の後輩が怪しいとの事でしたので
また別の日に今度は会社に張り付きます。

朝から晩まで出入りする人たちを眺めて、
この前の女性がいないか確認するのです。

やってることはえげつないけど、刑事みたいだな。。。笑

案の定、
その女性が同じ会社の社員と判明!
証拠を押さえて、奥様に提出です!

これで任務完了!
機材が揃ってて、時間さえ取れれば誰でもできちゃいます!

なんて簡単なんでしょう!

そして、
後日調査報告書をつくって奥様に提出するわけですが、
探偵も仕事です。

ここで、
はい終了と言うわけにはいきません。
もちろんアップセルを狙います。

奥様を煽ります。

いいんですか?このままで

離婚するにしても、
あのままあの人たちが付き合ったら嫌ですよね?
わかれさせたいですよね?

と。。。

そして、仕事は発展します。

この流れから発展するのは、、、

そうです、、

別れさせ屋

許せない奥さんからの追加依頼です。

僕は営業ではなかったので、そういう交渉はしませんが、
探偵会社の営業もえげつないですよね・・・

別れさせ屋と言っても
パターンはいろいろ

昔によくドキュメンタリーなどでやっていた、
イケメンや美女が対象者に近づいて、
自分に惚れさせ、別れさせる。
向こうが別れたら、自分も身を引く。
なんてパターンだけではありません。

色々なパターンがあります。

ここからの作戦はもうめちゃくちゃ。
なんでそんな事思いつくん??
人の心とかないの??

と言った内容です。

男女の調査員5人くらいで
旦那の会社の前に集合します。

入口で井戸端会議みたいに雑談しています
めちゃくちゃ大きな声で。

まあ色々な会社が入っているビルでしたので
入口で雑談なんて
そこまで不自然でもありません。

そして、頃合いをみつつ、
不倫相手の女性が歩いてきたころに、

バカでかい声で騒ぎます

ねぇしってる??
あの女の人〇〇さんと不倫してるんだってー
〇〇さん既婚者だよねー
大丈夫なのかなー?
最低じゃなーい??

と。。。。。
そして、すかさず退散。

これを何回か会社の前で行います。

そして、その女性のアパートに行きます。
ポストにビラを入れるのです。

「わかれろ」

とだけ書かれたビラを。

もうホラーです。
自分がやられたら絶対無理です。


結果、
僕は心がすさみ、
ついていけなくなり、
辞めました。

アングラな世界。
舐めてました。
まともな神経していたらできないですねあれは。

そんなこんなで、
その女性は後日会社を退職。
旦那と別れたのかは不明ですが、
奥様は満足されて依頼終了です。

今は時代的にも
あまりないとは思いますが、
当時はこんな感じの依頼、山ほどありました。

まあ、何が言いたいのかと言うと
探偵は怖いですよって話ではなく、


奥さんに感づかれた婚外遊びほどきついものはないですよ
と言うお話です。


あなたはそうまでして遊びますか?

まあ遊びますよね。
楽しいですから笑


調査対象者はみなさん、
絶対的にバレていない自信を持っています。

遊ぶなとは言いません。
せめて、自分の中の絶対的な線引きは必要です。

僕も昔に、
会社の後輩とそいう関係だったことがありますが、
毎日一緒にいるもんで、
始めは違くても自然と気持ちが入って行ってしまう事がありました。

この時は運よく自分を律せましたが、

近場は危険です。
バレの観点からもそうなんですが、
近場に手を出すと、気持ちが入ってしまいやすいです。

重たい気持ちが入った婚外遊び
経験上、明らかにお勧めできません。

どうにもならない関係がけっこうつらくもあります。

そんな覚悟はないけど、でも遊びたい。
そんな方々は出会い系がお勧めです。

さくっと会って楽しさだけを共有する関係。
お互いベネフィットで結ばれている関係。
適度に気持ちがあって、適度に気持ちがない関係。

スマートに遊びたい方は
ぜひ、下記リンクを参考にしてみてください。



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