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意識すべきはタンパク質の質?!

先日こんなTweetをしました。

思わぬ反響でびっくりしました。
それほどサプリメントへの関心が高いのだと思います。
サプリに関しての記事はまた書くつもりですが、
もっと基礎の部分を見直すきっかけになれば良いなあ・・・

基本的に食事で栄養を補うというのは、とても大事です。
しかし、やみくもに摂っていても実は意味がないことがあります。

質の指標「アミノ酸スコア」

食品にはタンパク質の栄養価を数値化した
「アミノ酸スコア」というものがあります。

タンパク質を構成しているアミノ酸は
「必須アミノ酸」と「非必須アミノ酸」に分けられています。
その中でも「必須アミノ酸」は体内で作れないため、
体外からの摂取が必要となっています。

この必須アミノ酸には

フェニルアラニン
ロイシン
バリン
イソロイシン
スレオニン
ヒスチジン
トリプトファン
リジン
メチオニン

の9種があり、これがどれだけ食品に満たされているかが分かる指標となっています。

筋肉だけでなく、臓器などもタンパク質が重要な構成要素です。
必須アミノ酸が足りない状態が続くと、

  • 筋肉量の減少

  • 肌荒れ

の原因となっていきます。
アミノ酸スコアを意識した食事は、健康・パフォーマンスの維持に非常に効果的なのです。

1種でも足りないと意味がない?!

必須アミノ酸は9種揃って初めて意味があります。
1種類でも欠けていると、欠けているところに合わせて効果が落ちていきます。

これを「桶理論」と呼びます。

出典:https://cp.glico.jp/powerpro/amino-acid/entry37

例えば、
白米のアミノ酸スコアは65で、リジンが足りていない状態です。
このリジンを補うのには卵が有効です。
卵かけご飯をすれば、アミノ酸スコアの向上に繋がります。

パンも同様にリジンが不足しているので、スクランブルエッグをたせばOK です。昔からの食習慣には意外と意味があったりするわけなんですね。

もちろん、肉・魚・卵などのtheタンパク質はアミノ酸スコア100です。
食事に必ず取り入れるようにして、身体の代謝を維持していきましょう。
もし、食べる時間がないとか言った場合はサプリを利用するのも1つの手です。

あくまでもサプリメントは補助。
食事を第一に考えて、栄養を摂るようにしていきましょう!

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