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女性にとって「美」を磨くことが大切な理由(aiさんインタビュー後編)

みなさまこんにちは!
引き続き、Megumiさんからのインタビュー記事の後編を掲載します♡

前回の記事はこちら。

以下、Megumiさんのインスタグラムとnoteです♡

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平日は会社員として働きながら、ポートレート撮影を仕事としても受けているaiさん。前編ではその経緯についてお聞きしました。
後編では、aiさんがいま、新たにやりたいと考えている、「美を磨く」ことについて。美容にフォーカスする理由と、aiさん自身の経験から考える“女性の輝きかた”とは?

美しさは、作れる


30代になってから、aiさんは「美しさは、作れる」と思うようになった、という。その気づきは、aiさんが撮影をする中で気づいたことの一つでもある。

「学生時代に可愛いと言われていたような子って、生まれつきの顔が可愛いとか、そういう(愛される)キャラクターだとか、いろんな要素があると思うんです。でも、大人になってから段々と思うようになったのは、“美しさ”って作れる、ということ。作れるというとちょっと言い方がおかしいかもしれないですが、そういうのって演出できるな、とまず思ったんです」。

同じくaiさんが撮影を通して見つけたのは、どの人にも美しい要素があるということ。
可愛いとか、美しいというのは、皆がそれぞれ持てるものかなと思った、というのがあって。その良さを出して、その部分を磨くことによって自分にも自信がつくし、周りにもそういうふうに扱ってもらえる」。

楽しく磨き続けるから「自信」になる

aiさん自身、昔からおしゃれが好きだった。学生時代は洋服がとても好きで、ファッションやメイクへの関心は高かったという。けれど、社会人になり、忙しく働く毎日の中で自分にあまり手をかけられていないことに気がついた。

「美容って、外見にフォーカスすることではあるけれど、“磨く”ということは内面も大事だから。それに、外見って分かりやすいんです。自分のことを大事に磨き続けるかどうかで、周囲の人、友だちでも会社の人でも、いろんな人からの扱い方が確実に変わっていく」。

外見を磨くにも、1日だけ頑張ったところで自信がつくわけではない。磨き続けるには、努力が必要だ。
「努力する、しかもそれを楽しく続けること。美を磨いて自分が可愛くなっていく過程って、やっぱりちょっと楽しいじゃないですか。それをやっていくことによって、“楽しく努力する”ということができるようになるから、それって仕事でも活かせるよね、と」。

だからこそ、日本の女性が自信を持って生きていくためには、美容って大事だな、という結論に至ったのだという。
カメラを通して、人の自然体の美しさを切り取ってきたaiさんだからこそ、その美を「もっと引き出したい」という思いも強くなった。

aiさんがやりたいのは、女性の「美しさ」を、内面と外見の両方から叶えること。そのためにまず始めたのは、美容について発信するSNSアカウントだ。

頑張り方を間違えず、自分を生かす

女性の美にフォーカスし発信をしているが、会社員として働くaiさんの本業は男性社会。8~9割が男性を占める仕事環境だという。
そのなかで長く仕事をしてきたaiさんは、仕事に対する向き合い方について、「女性は男性と同じように頑張らない方が良い」と気づいた。
「男性と同じように頑張ると、苦しくなるんですよね。見返りを求めるし、イライラしたりもするし」。

いまだに男性優位な職場も多い日本で、男性に負けないように頑張ってしまう女性も少なくない。aiさん自身は、自分が男性優位な職場で採用されている意味を考えたとき、男性と同じように頑張る必要はないと気がついた。
「男性の方が体力もあるし、忍耐力もきっと私よりある。例えばお客さんに怒られた時の粘り強さとかも、絶対に男性のほうがある」。

男性のように働いて欲しいのならば、会社は男性を採用すればいいだけのことだ。

「それなのに私がここにいる意味を考えたときに、お客さんからすると、女性と話すということは柔らかいイメージを与えたり、コミュニケーションが楽しく、仕事が円滑になったりする。私の場合は、レスが速いので、それも喜んでもらえたり。一方で、体力仕事は一切できないので、それは男性に任せる。それでもちゃんと評価されるから、自分の役割を考える。自分がなぜその仕事をやらせてもらっているのか。もしそれが女性ばかりの仕事とかだと、また話は変わってくるとは思います」。

aiさん曰く、美に関してもそれは同じことだという。
「まだ勉強中でもあるんですが、美もそれと一緒で。デコルテがすごく綺麗な人もいれば、目がぱっちりしている人もいれば。その活かし方が大事かなとは思います」。

まずは自分の美しい要素を知る。その部分をさらに磨き、過程も楽しみながら努力を続けることができれば、必ず自信がついてくる。“自分の活かし方”を知ることができれば、人と比べたり、間違った努力をすることもなくなるはずだ。

男性と同じ土俵に立たないから成功する

仕事を頑張りたい。成果を出したい、成功したい。
男性にとっては意外かもしれないが、そう思っている女性は恐らく男性と同じぐらいいる。

だからこそ、aiさんは「男性と同じようにやっても女性は成功しない」と考える。

「男性は、結果主義。女性が同じように努力するの、多分しんどいと思うんですよね。男性って、自己犠牲をして頑張る系の人が多いじゃないですか。そういう、自己犠牲している俺もかっこいいと思っているところがあると思うんですけど(笑)。でも女性ってそうじゃないと思っていて」。

頑張る過程も楽しむことができると、理想が叶いやすくなる。そういうaiさん自身も、以前は違う考え方だった。

「上下思考をめちゃくちゃ持ってしまっていたんですよね。頑張って、成果を出している人が上、みたいな男性的な考えを結構持ってしまっていて。それが途中で苦しくなったから、今の考えにだんだんシフトしていったというのがある。女性が軽やかに成功していくためには、男性と同じような努力、成果主義は多分女性はきついと思う」

男性社会で働いてきたaiさんだからこそ、特に感じた部分かもしれないという。

「完全な偏見なんですけど、男性の方が忍耐って強いから、結局、日本って男性優位じゃないですか、まだ。だから、その中で女性がやっていくには、楽しく努力する必要があると思っていて。男性と同じ土俵に立たずに、努力することが大事かなと思っています」。

結果か、プロセスか。二択で問われることの多い世の中だが、過程を楽しむからこそ自信がつき、結果的に理想に近づけるというのがaiさんの考え方だ。

そういう努力の仕方みたいなものは、仕事も美容も近いところがある。美容も、例えば最終ゴールとして『○キロ痩せる』という目標があったとしても、忍耐でやっていくよりは楽しんでやったほうが続くし、成功する」。

自分を磨き、自信を持つために

外見も内面も、自分に自信があるという人は多くはない。
最後に、「自信を持つ」とはaiさんにとってどういうことか尋ねると、「自分の醜い部分も受け入れること」だと話してくれた。

「たとえば性格が悪いとか、怠けてしまう部分とかも良しとできるかどうか。あとは、何かに負けたとしても大丈夫とか、そう思える心。負けても罵倒されても、屈辱的なことがあったとしても、どうであっても『まあ大丈夫でしょう』と思えること。『私はできる!』みたいな感じじゃなくて、『まあ大丈夫でしょう、今は落ち込んでいるけど』ぐらいに思えている人の方が、自分に自信があると私は思います」。

自分を大切にすることも、永遠のテーマだというaiさん。

近年、自分を大切にする、「セルフラブ」はトレンドワードの一つでもある。キラキラした「ゆるふわ系」女子が言うような印象を持つ人も多いが、本質は決してそうではない。

aiさんの美容アカウントも同じだ。

どうあっても折れない心の持ちようや、人と比較することなく、自分の理想を追求する。しなやかに、美しく。

自身の美容レベルは「今はまだ75点ぐらい、100点にしたい」というaiさん。100点にするための地道な努力は、忍耐や我慢ではなく、今後も楽しみながら続いていく。

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