丁寧な暮らしってなんだろね

インスタやYouTubeでよく見る“丁寧な暮らし”

色味が統一された家具。好きなものに囲まれたセンスが光る部屋。顔を映さない鏡越しのセルフィー。私生活の一片なのに生活や精神の余裕を感じられて投稿者が素敵に思える。

でも、よくよく考えると、投稿の裏側は忙しい生活だろうと思う。

シーンごとに画角を決め、光のあたり方を気にしてカメラの向きを変えて、画面を見ながら自分や物の位置を変えたりしてやっと録画ボタンを押す。そしたら録画停止をして、まーた画角を変えて…

意外とね、労力がかかってるわけだ。

白鳥が優雅に泳いでるように見える水面下では足で必死に水を掻いてるのと同じである。

センスあるカットの前にはそんな時間があると思うと滑稽だし興醒めしてしまう。そして、こんな生活したい、目指したいという憧れが動画制作への熱量への尊敬に変化してしまう。丁寧な暮らしの魔法が解けてしまう。

まぁそんなこんなで丁寧な暮らしってなんだろね?って話で

「丁寧な暮らし」といううわべのの生活への憧れ

薄暗いスタンドやAesopのハンドソープが必須なわけではない。家具を揃える必要ももちろんない。SNSとIKEAのサイトを行き来することじゃないのよ。

まずはさ、納豆をパックからお皿に移して食べることなんだよな、分かったかワタシ。

居心地良く過ごせること=丁寧な暮らしだと考える

でも自分が居心地良く暮らすことを丁寧な暮らしというなら洗い物を増やしたくないなぁが正直な本音である。

難しいなぁ…




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